練習法に関する記事一覧
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】TR No.73「とにもかくにもスクワットを身につける」
体力指導と言ってしまうと、長距離を走らせたり筋トレをさせたりと、ただひたすら肉体を鍛え上げることのように想像する方が多いでしょう。 しかし実際は、たとえば関節柔軟性にアプローチをし、上手な體の動かし方を教え、体重移動やボディバランスといった複雑にして緻密な運動能力に焦点を当てているのです。 どのようにして選手の身体的な力が発達していくかは、決して一様ではなく、多くの要素が影響し合い、またそれらの総合力として現れるものです。 その上で、10年前もたった今も変わらず貫かれている原則があります。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート速報「股関節で踏むという感覚」
私の開設しているFacebookアカウントに上げたエントリーで、四股歩きをしている女子選手の動画があります。 そこで2つの動画を載せ、これらの違いやどう思うかを問いました。 このレポートにおいてもあなたと一緒に考えてみたいと思います。 私は日頃から股関節を使えるようになることを唱え、このレポートに置いてもジャンプや切り返し動作など様々な場面でそれを解説してきました。 今回はその基本となる鍛練の様子です。 この動作には「歩くこと」「踏むこと(止まること)」「体重を乗せること」という3つの要素があります。それらを股関節で行おうというものです。 次の上と下の動作において、どちらが股関節動作に見えますか? またシンプルにあなたはどちらが良いと思われますか?
【武学籠球】クイックシュートを打つポイント
今回は「クイックシュートを打つ」ということについてお話していきます。 バスケットボールはフリーで打てることが一番いいですが、そうもいかないことも多々あります。 ボールを持った時、打てそうだけどブロックされる可能性もある位置に相手がいるときにクイックで打てればより安心してシュートを打つことができますよね。みなさんなら自分のシュートをどうやってクイックで打ちますか?
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート速報「最高到達点でボールを掴む力(下)」
スキルアップ トレーニング 動画 指導法 梅原 淳 練習法 育成法
パフォーマンス向上の一つの重要な要素として、ジャンプするタイミングとくに腕を振り上げるタイミングがあり、多くの場合において「スイングが遅い」のでそれを変えるという話をしました。 もう少しだけ、別の動画を見て感性を膨らませてもらえたらと思い、今回は手短なレポートを用意しました。 テーマは「最高到達点でパフォーマンスする」です。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート速報「最高到達点でボールを掴む力(上)」
ジャンプについて力を伸ばす一つの要素でありますが、あなたは次の二つの動画において、どこか能力の差を感じることがあるでしょうか。 ジャンプについて考えるとき、真っ先にまず高さを意識すると思います。ジャンプ力と言うと「高く跳べること」というイメージがありますね。 では高く跳べているのはどちらでしょうか。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】TR72 「ジャンプスキルを伸ばす踏み足という要素」
今回はジャンプについて大切な要素をひとつ教えます。 これまでも「跳ぶ」をテーマにしたレポートをたくさん出してきました。きっと素晴らしいジャンプ・スキルを習得されていると思いますが、さらに磨きをかけてもらうために、これまでにない視点で考えてみます。 あなたは次の二つの動画を見て、大きく異なる動きを見つけられますか?
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.71「骨盤動作をつくるための腹筋トレ」
骨盤前傾の話は、このレポートにおいてもすでに何度も出てきています。 力強い踏ん張りや躍動的な力の流れを作るためには、背骨のラインを正しくすることがポイントであり、崩れやすいのが骨盤の角度です(日本人はとくに)。 私たちが何気なく取っている体勢よりも大きく骨盤を前傾させることが本当は必要で、
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.70「體の幹を動作させる」
今日は面白いというかちょっと風変わりな体幹トレーニングをご紹介したいと思います。 体幹を鍛えるというと一番ポピュラーなものは、腹筋運動とか背筋運動だと思います。 でもこの動画にあるものは、腹筋を鍛えるのでも背筋を鍛えるのでもありません。もちろん筋肉が自然と強くなっていくというのはありますが、目的として筋肉をつけるために…
【バスケ】「リバウンドを制すものは試合を制す!」リバウンドを取るには強い意志と予測が大きなカギ
『リバウンドを制すものは試合を制す』 これはよく言われる言葉です。一度は聞いたことあると思います。 言葉だけではなく本当に試合を左右する大きな要素ですが、指導となるとなかなか難しいですよね。 運動能力の低い子、理解するのに時間がかかる子、コツをつかむまで時間がかかる子。 目の前にいる選手はそんな、あまり能力の高くない子が多いのが現実ですね。