【バスケ】「リバウンドを制すものは試合を制す!」リバウンドを取るには強い意志と予測が大きなカギ
『リバウンドを制すものは試合を制す』
これはよく言われる言葉です。バスケをしていれば一度は聞いたことあると思います。
言葉だけではなく本当に試合を左右する大きな要素ですが、指導となるとなかなか難しいですよね。
運動能力の低い子、理解するのに時間がかかる子、コツをつかむまで時間がかかる子。
目の前にいる選手は、そんなあまり能力の高くない子が多いのが現実ですね。
「タイミング合わせて飛ぶんだよ」
「自分の最高点で取るんだよ」
といっても、最高点でタイミングぴったりと合わせて飛べる子は、少ないのが現状です。
筆者が指導する子供たちの中にも、体格に恵まれているのにまるで取れない選手がいます。
今回は、リバウンドの考え方やポイントなどをご紹介したいと思います。
傾向を知る
リバウンドを制するには、リバウンドボールの傾向を知らなくてはいけません。
- 7割のボールがシュートの逆サイドに落ちる
- ミドルシュートはリングから3.5m以内に落ちる
- 3ポイントは3.5m以上に落ちる
- 軌道が高いとリングの近くに落ちる
- スピンがかかっているとリングの近くに落ちる
- 試合の後半は、体力がなくなってくるのでリングの手前に落ちる
あくまでも大体の傾向なので絶対ではありませんが、知っているのと知らないのでは大違いですね。
何も考えずにボールが落ちてくるのを待っていても、取れる確率は上がりません。
これらの項目を頭に入れたうえで試合に臨むと、リバウンドを取れる確率は上がるはずです。
どこから打ったのか、誰が打ったのか、どんなシュートを打ったのか。それらを考えて、どこに落ちるのか予測をすることが大切です。
技術よりも取るという強い意思
筆者も選手によく言うのですが、「本気でリバウンドを取ろうとすること」が実は意外と大切なんです。
「気持ちで取れるわけない」とお思いでしょう。
確かに気持ちだけでは取れません。加えて重要なのが先に挙げた予測です。
傾向を知ったうえで予測をして強い意思を持って臨むと、ボールに向かう自信と姿勢が変わります。
これにはポジションや身長はあまり関係なく、普段から意識することで予測する能力も鍛えられるようになります。
ブロックアウト(スクリーンアウト)
予測と強い意志を持って挑むことで確率が上がることが分かりました。
次は技術について少し触れたいと思います。
あなたもご存じの「ブロックアウト(スクリーンアウト)」です。
これは、リバウンドボールを取るために欠かせないテクニックで、自分が有利なポジションを確保する技術です。身体を使って壁を作り、相手を内側に入らせないようにブロックします。
技術もさることながら、気持ちでカバーできる部分なので普段の練習から意識していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、リバウンドに対する考え方やポイントをご紹介しました。
シュートは外れるものだと思って、リバウンドの準備をする習慣をつけていきましょう。
技術を色々指導してみて悩んでいる方は、ぜひ練習や指導の参考にしてみてください。
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