バスケに筋トレは必要?⑥~自身に合ったトレーニングを~

スキルアップ トレーニング フィジカル(身体) 指導法 関野 日久

ここまで、バスケに筋トレが必要であるという結論、バスケと筋トレの関係性について解説してきました。

NBAというバスケのトップ環境で、ファンクショナルトレーニングと組み合わせた筋トレの有用性が重視されているということから、バスケに筋トレは必要と言えます。

バスケに筋トレは必要?1~必要派の意見~
バスケに筋トレは必要?2~不必要派の意見~
バスケに筋トレは必要?3~筋トレの是非について~
バスケに筋トレは必要?4~NBA選手から見る~
バスケに筋トレは必要?5~トレーニングによってトッププレイヤーになったNBA選手~

多少ネガティブな要素がありつつも、それらの克服方法や多くのメリットを解説した筋トレですが、筋トレをするべきではない人たちもいます。

最終回の今回は、筋トレを行う際に気をつけるべき人たちについて解説していきます。

成長期の世代

筋トレのデメリットを解説する際に、身長が伸びなくなると言うのは眉唾ではありますが、成長期の世代の人たちは特にヘビーウエイトを使ったトレーニングはおすすめできません。

体が大きくなっている間は骨格や関節が固まりきっていません。そういった状態で重い重りを扱うようなトレーニングは、筋肉だけでうまく行うことができれば大丈夫ですが、関節や骨に負担をかけてしまうと怪我のリスクが高まります。

したがって現在成長期にある人たちは、ウエイトトレーニングよりも自重を使ったトレーニングでの筋力アップを目指すべきだと言えるでしょう。自重ほどの重さならば、関節や骨に負荷がかかったとしても危険性はそれほど高くありません。

学生時代の月単位、年単位の怪我をしてしまうと、周囲との実力差が生まれることはもちろんですが、精神的に不安定になりやすく競技へのモチベーションを失ってしまうきっかけにもなりかねません。

高校生の後半や大学生になった際、ウエイトトレーニングと向き合う必要は必ず生まれます。

そうなると必然的に取り組むことになるので、それまでは自重での筋トレやファンクショナルトレーニング、ボールスキルを磨くことを優先しましょう。

正しい情報を取り扱うことが難しい環境にいる人

筋トレやウエイトトレーニングと、競技との関係はまだまだ新しい分野です。

現在、本やSNS、インターネット上にありとあらゆるトレーニング方法やトレーニングの情報がありますが、その中にはあまり根拠のないものや信憑性に欠けるものも多くあります。

そういった情報の有用性を見抜けずに、競技と関係のないトレーニングや怪我のリスクが高いトレーニング、もしくはそもそも効果が薄いトレーニング等に多く時間を割いてしまうことは、短い学生キャリアにおいて大きな痛手となります。

せっかくするならば、間違った努力ではなく正しい努力をするべきです。

チームにトレーナーか知識のある顧問の先生がいれば最善ですが、そうでない場合身近な人から情報を得ることは難しくなります。

本気で筋トレをしようと思うならば、会員制のジムに通うことや自分より上のカテゴリーでバスケットボールに取り組んでいる人に何らかのアプローチを働きかけることが確実です。

どうしても筋トレ自体が個人によって成果や効果的な方法が違い、また競技に活かすためには筋トレの知識と競技専門の知識、経験どちらも必要になります。

自身で1番効果的な方法を見つけることができれば良いですが、そうでない場合は無闇に取り組むのではなく、時間は有限なので現在わかっている正しい努力をする方が賢明でしょう。

怪我や不安要素がある人

ちょっとした痛み程度ならばバスケの練習も筋トレも多少の無理をしてしまいがちですが、本来はどちらも休むべきです。

しかし、どうしてもするならバスケはまだ良しとしても、筋トレは控えましょう。

もしも悪化させた場合、バスケのプレー中ならまだ諦めがつくかもしれませんが、筋トレ中に悪化した場合、その後のメンタリティの向上が難しくなります。

高いモチベーションを維持してハードワークするためにも、自身のメンタリティにも気を遣いましょう。

おわりに

全6回にわたって筋トレの有用性と効果を最大化するための方法を解説してきました。

指導者やプレイヤーによっては筋トレを不要とする方は一定数いますが、高いカテゴリーのトップ選手たちのほとんどが取り組んでいることから、その有用性はある程度保証されています。

正しい方法で「全てバスケのため」というメンタリティのもと行うことで、あなたをより良いプレイヤーと導いてくれる、それが筋トレです。

怪我に気をつけて、ハードワークしましょう。

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。