バスケに筋トレは必要?①~必要派の意見~

スキルアップ トレーニング フィジカル(身体) 関野 日久

古くから、競技に筋トレは必要か、もしくは不必要か、という議論がされてきました。

今回は、バスケが筋トレに必要なのか不必要なのかを解説していきたいと思います。

長きにわたるこの論争に私なりの決着をつけます。

1回目の今回は必要派の意見をまとめます。

バスケに筋トレは必要派の意見

筋トレ必要派の意見としてはフィジカルの向上、身体能力の向上に筋トレが重要になってくるということが挙げられるでしょう。

フィジカルの向上

バスケにはコンタクトがつきものです。

レベルが上がれば上がるほどコンタクトの強度も回数も上昇します。

ドライブやポストプレー、カッティングに対するバンプなど、ディフェンスではファールを抑えるという観点から、なるべく手を使わずに胸で受けるディフェンスが求められます

したがってフィジカルの強さは必須で、そのフィジカルを構成するのは筋力であり、筋肉がなければ押し負けてしまう、という考えです。

身体能力の向上

フィジカル、コンタクト以外にも筋トレであらゆる身体能力の向上が期待されています。

例えば、ハムストリングをトレーニングすることで地面を蹴る力が向上します。

地面を蹴る力が向上すれば、ダッシュ力の向上やジャンプ力の向上が見込めます。

コートが狭いバスケットと言う競技では、短い距離をどれだけ速く走れるかが重要になります。

極端な話、1歩目が速くて大きい選手のドライブや走り出しを止める事は非常に困難です。

またリングが高い位置にあることから、どうしてもジャンプ力の高さと言うのはバスケにおいて重要なファクターとなります。

もとより、身長の高い選手が有利である事は間違いがありませんが、ジャンプ力の高さでそれを埋めることも可能です。

こういったバスケットに必要な身体能力の向上と言う観点からバスケに筋トレは必要と言われています。

NBA選手の取り組み

シーズン中のNBA選手は調整やチーム練習、移動などが多く、積極的にウェイトトレーニングに取り組む選手はあまり多くありませんが、オフシーズンの過ごし方は全く異なります。

もちろん、オフと言うことでバカンスに出かける選手や家族との時間を大切にする選手も多くいますが、ここぞとばかりにウェイトトレーニングを追い込む選手も多くいます。

オフシーズンの間に体の変化を遂げた選手は、必ずと言っていいほど次のシーズンに活躍するとも言われています。

近年では、ヤニス・アデトクンボやニコラ・ヨキッチといったMVPを獲得した選手たちも、オフシーズンに体を筋肉質に変えてきたことに大きな注目が集まりました。

続いて、それぞれの視点の是非について考察します。

筋トレによるフィジカルの向上

これに関しては、否定的な意見はあまりないかと思います。

例えば、体重90キロのAさんとBさんがいたとして、Aさんは体脂肪率が30%、Bさんは体脂肪率が10%だとします。

2人の体重は同じですが、筋肉量には大きな差があり、筋肉には物に大きなエネルギーを与えることができますが、脂肪にはそれができません。

筋肉量が多いBさんの方がフィジカルが強いことは自明です。

筋トレによる身体能力の向上

身体能力を決定する要素は筋肉量だけではありません。

体の使い方や重心の動かし方などの要素も関わるため、身長、体重、体脂肪量、筋肉量などが同じ2人だとしてもその身体操作の上手い下手によって身体能力は大きく変わります。

しかし、逆に身体操作のレベルが同じ2人がいた場合、筋肉量が多い人の方が大きなエネルギーを発生させることができるため、筋力も身体能力に大きな影響与える事は間違いありません。

NBA選手の筋トレ

基本的に、トップアスリートがやっていることに間違っている事は少ないというのが現実です。

またNBAなどの世界トップレベルの興行では大きなお金なども絡むため、関わっている人たちが皆全力で、情報や環境も最先端です。

そんな彼らがオフシーズンに筋トレをすることを選んでいるのは、筋トレの必要性を強く裏付けるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、バスケに筋トレが必要なのかを必要派の意見とNBAにおける筋トレの取り扱いから考察しました。

フィジカルや身体能力といった要素は複雑であり、ひとえに筋トレだけで改善されるものではないかもしれませんが、筋肉量と大きな関係があることには間違いないでしょう。

片方だけの意見だけで物事を決めつけるのは危険な行為なので、次回は筋トレが不必要派の意見を考察します。

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この記事を書いた人関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。

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