梅原 淳に関する記事一覧
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート速報「最高到達点でボールを掴む力(上)」
ジャンプについて力を伸ばす一つの要素でありますが、あなたは次の二つの動画において、どこか能力の差を感じることがあるでしょうか。 ジャンプについて考えるとき、真っ先にまず高さを意識すると思います。ジャンプ力と言うと「高く跳べること」というイメージがありますね。 では高く跳べているのはどちらでしょうか。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】TR72 「ジャンプスキルを伸ばす踏み足という要素」
今回はジャンプについて大切な要素をひとつ教えます。 これまでも「跳ぶ」をテーマにしたレポートをたくさん出してきました。きっと素晴らしいジャンプ・スキルを習得されていると思いますが、さらに磨きをかけてもらうために、これまでにない視点で考えてみます。 あなたは次の二つの動画を見て、大きく異なる動きを見つけられますか?
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】子供の遊び場《公園》を皆で考えよう(下)
公園で子どもが自由に遊べないという問題を考え、ひとつに目的別の公園施設を新しくつくること、もうひとつには親が子どものための住まいを考え、外で遊べる住環境を探すことを進言申し上げた。 社会がダメだ困ったと言ったところでどうしようもない。これからの時代は望みに叶う住環境を見つけることを、自分で積極的に求め動いていく努力がより一層必要である。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】子供の遊び場《公園》を皆で考えよう(中)
公園でのボール遊びが禁止され、元気な声が近隣の騒音だと言われ、公園がもはや何をするための場所なのか使い方がわからなくなってしまった末路が、公園の荒廃なのではないだろうか。 遊ぶための場所なのに遊んではいけないなんて、こんな不条理はない。面倒事を避ける、もしくは面倒というほどでもないことを大げさに捉えて、はじめから何も起こらないように何もさせないという、実に閉鎖的な意識が強く伝わってくる。 なんとも無茶苦茶な世の中になりつつあるが、この流れを止めること、国民全般的な意識をプラスに持っていくことが現実的にできるだろうか。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】子供の遊び場《公園》を皆で考えよう(上)
今回は「公園」について、ちょっとあなたと考えてみたい。 あなたの住居の周辺には公園があるだろうか。その公園は今、どうなっているだろう。 公園は主に、地域住民のために作られた余暇を楽しむ場だ。作られた経緯や目的は個々にあると思うが、私がいま話そうとしているのは、子供をはじめ近所の住民たちが各々に遊びまた寛ぐための、ごく一般的な住宅地の中にある中小規模の公園についてである。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.71「骨盤動作をつくるための腹筋トレ」
骨盤前傾の話は、このレポートにおいてもすでに何度も出てきています。 力強い踏ん張りや躍動的な力の流れを作るためには、背骨のラインを正しくすることがポイントであり、崩れやすいのが骨盤の角度です(日本人はとくに)。 私たちが何気なく取っている体勢よりも大きく骨盤を前傾させることが本当は必要で、
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.70「體の幹を動作させる」
今日は面白いというかちょっと風変わりな体幹トレーニングをご紹介したいと思います。 体幹を鍛えるというと一番ポピュラーなものは、腹筋運動とか背筋運動だと思います。 でもこの動画にあるものは、腹筋を鍛えるのでも背筋を鍛えるのでもありません。もちろん筋肉が自然と強くなっていくというのはありますが、目的として筋肉をつけるために…
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】健康なのはどちらの人か
スキルアップ トレーニング メンタル(心) 指導法 梅原 淳 育成法
小さな風邪症状をしばしば起こす人と、一度の大病をした人は、どちらが健康なのか。 風邪など引かずただ一度、大きな病気をしてなんとか克服した、今は元気、という人がいる。手術や病状が重いものをしたことのある人は、じつは少なくないだろう。 もしくはそこまで至らずとも、医者に掛かって薬をもらったり治療をしたり、入院したことのある人もいると思う。 いわゆる病気に罹りきってしまったというケースである。治すのは少なからず苦労したと思う。風邪の重いものでも進んでしまうと厄介だ。 一方で、ときどき喉やお腹が痛くなるとか、全身が気だるくなって風邪の症状を起こすという人もいる。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】楽しさを伝えることを頑張りすぎているあなたへ
スポーツ指導に従事する方々からしばしば、「子どもにスポーツの楽しさを伝えたい」という言葉を聞く。 同じようにして、バスケットボールのコーチたちにも「小学生の子たちに、ぜひバスケを楽しいと思いまた好きになってもらいたい」という声がある。 皆曰く、幼い頃から勝ち負けに囚われるような状況にはしないで、その後もずっとバスケットボールを続けてくれるように、普及の目的で指導を行いたい、ということだ。 私も同感、賛成である。至極真っ当な考えであり、とても強い志だと敬意を表したい。 その上でひとつ、ズレを感じるところがある。