【バスケ】スリーメン練習!キツイを楽しむコツと実力を伸ばすために必要なこととは?
速攻の一種であるスリーメン。
オールコートを使ったスピード感ある練習は、速攻に効果的であると同時にカラダに強い負荷を与えます。
「キツイな」と思いながら練習に取り組んでいる人も、多いのではないでしょうか。
今回は、スリーメンの練習方法にくわえ、得られる効果や練習を楽しむためのコツを紹介します。
毎日の練習にスリーメンがある!という人は、ぜひ最後まで読んで、参考にしてみてください。
スリーメンとは
スリーメンとは、速攻(ファストブレイク)スタイルのひとつです。
オフェンス3名がコートの両サイドと中央のラインをそれぞれ走り、パスをつないで得点をねらいます。
「三線速攻」ともいわれ、練習に取り入れているチームも多いのではないでしょうか。
それもそのはず。
スリーメンは、速攻以外にも効率的にバスケスキルを向上させる練習メニューであるといわれています。
ここからは、スリーメン練習が選手にもたらす効果について説明していきます。
速攻のスリーメン練習はなぜキツイ!?
スリーメン練習は、オールコートを往復するメニューが一般的です。
練習することで、
- パス
- シュート
- スタミナ
- チームワーク
など、バスケットに必要な要素を一度に習得することができます。
そのハードさから、「キツイ」と感じてしまうことも……。
そこで大切なのが、何のためにやっているのかを理解することです。
速攻練習であることはもちろんですが、動作の一つひとつを分解して考えてみると目的が明確になり、練習にも前向きに取り組めるようになるのです。
それでは、具体的なスリーメン練習について、ポイントとともに解説します。
初心者でもわかる!スリーメンの練習方法
スリーメンの練習方法について、今回は2つ紹介します。
初心者の人は、図も参考にしながら練習してみてください。
スリーメンの基本:パスドリル
まずは、スリーメンの定番ともいえるパスドリルについて説明します。
スリーメンのパスドリルは、3人がパスをしながら走り、最後はサイドラインにいる選手がレイアップを決める練習です。
一往復するなかで、以下のポイントに注意して練習できると良いでしょう。
- ドリブルをしない:パスのみで進むことで、速攻に必要な「最短の攻め」ができる。
- リードパス:全体的なスピード感アップ。スタミナ強化にもつながる。
- レイアップを外さない:絶対に決めるというプレッシャーに打ち勝つ。
もし最後のレイアップを外してしまったら、もう一往復するというペナルティを付けておくと、より緊張感が増します。
スリーメンの応用:クリスクロス
次に、スリーメンの応用として、クリスクロスについて説明します。
クリスクロスは、パスした選手が味方の後ろをとおり、3人が交差しながら進むスタイルです。
上記の図で説明すると、以下のようになります。
- ②が①へパスし、①のうしろを通ってサイドへ広がる。
- ①が③へパスし、③のうしろを通ってサイドへ広がる。
- ③が②へパスし、②のうしろを通ってサイドへ広がる。
以上のような動きをして、最後はレイアップでシュートを決めます。
オールコートにおける直線的ではない動きは、体力的につらいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、試合で直線的な動きをすることは、ほとんどないですよね。
脚力アップとスタミナ強化を意識して取り組むことが大切です。
スリーメン練習を楽しむために
スリーメンは、ドリブルをせずにパスのみで進む練習です。
スピードがつくなかでの連続パスは、集中力や相手を思いやる気持ちも必要になります。
「しんどいな」と思っていては、練習の雰囲気も下がってしまいますよね。
ぜひチーム内で声を掛け合って、盛り上げてみてください。
たまにはテンポのいい音楽を流しながらやってみると、気分転換になるのでオススメです。
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バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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