メンタル(心)に関する記事一覧
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】タッパ飯とスポーツ・メンタルに共通した誤謬(中)
スキルアップ トレーニング メンタル(心) 梅原 淳 育成法 食トレ
タッパ飯が間違った解釈と使われ方をしていることに言及し、私たちがスポーツ現場で日頃いかに良き手段であるものをまるで活かせていないか、誤った理解のまま一般化されているかに警鐘を鳴らした。 今日はもうひとつの例を挙げてみよう。 同じく本線から大きく逸れて、あらぬ方向へ突っ走っている。
【バスケ】平常心を保つ、ルーティンの多様性
バスケだけでなく多くのことにルーティンは用いられます。 ジンクスにも似たそれは、試合の日の朝はヨーグルトを食べる、大事な試験の前に好きな景色を見る など多岐にわたりますが、スポーツの試合中においてはリズムを整え、平常心を保つために使われます。 有名なものでいえば、バスケ以外にもラグビーの五郎丸選手がキックを打つ前にポーズを取って狙いを研ぎ澄ますために使われています。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】自分だけが決めた本当のチャレンジをしてみよう
スキルアップ トレーニング マインド(脳) メンタル(心) ライター 梅原 淳 育成法
今日はちょっとあなたに考えてもらいたいことがあります。あまりにも普通すぎる事を言いますけども、そのごく当たり前をあえて話します。一緒に考えてみましょう。 これから言う二つのワードを、ご自身のたった今に照らしてください。そしてもし改善の余地があれば、どうぞきっかけにしてほしいと思います。 そのふたつとは、「挑戦」と「頑張る」です。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】運動能力は脳がつくる(3)
スキルアップ トレーニング メンタル(心) ライター 梅原 淳
脳を鍛えるシリーズの三回目となります。 いつもは肉体を鍛える話をしていますが、まったく新しい視点でからだづくりを紐解いています。 運動技術のカギはからだのコントロールにあります。自分の手、自分の足を思った通りに操れることであり、その能力が高いほど当然スポーツでの成績も上位になりますから、私たちは主にからだを巧みに操る鍛練を積んでいきます。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】部員一人一人が離れることでチームは強化される
スキルアップ チーム作り トレーニング メンタル(心) 指導法 梅原 淳 育成法
バスケットボールはチームスポーツだ。勝つためにはチームとしてひとつにまとまる必要がある。それは誰だって理解するところだろう。 チームスポーツと同じように、私たちの日常にだってチームがある。家族はもっとも繋がりの強いチームだし、社会というものも大きなチームと言える。学校の中にも学年やクラス、仲の良い遊び仲間などでチームがつくられている。
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 一番大切にすべきことをすでにあなたは手に握っていた
スキルアップ トレーニング メンタル(心) 梅原 淳 育成法
今回は読者からのある質問について、考えを深めてみたいと思います。テーマは「進学」についてです。 匿名Iさんより、進学についてのお悩み相談が届きました。体育学系の大学へ行きたいが、怪我のブランクが大きな心配事になっている、という内容です。 中学の後半から高校の時期に掛けて、脚の怪我によりまったく運動ができなかったそうです。しかしそうであったからこそ、ようやく治ってきたいま、改めて運動をしたいし部活をしたい、バスケットボールがしたいという意欲が出てきたとのこと。
【バスケ】トップ選手が練習時に意識していること
上手くなりたい、強くなりたい、そう思う心はとても自然なことです。 では、なにをしたらそういった理想に近づけるのか? 人それぞれ得手不得手は違いますし、課題だって違います。 これをすれば上手くなれる、プロになれるということはなかなかありません。 そこで逆に考えると、「プロの人はこれをしている」という点を見つけ、真似をすることで近づくことができるとは思いませんか?
【梅原トレーナーのからだづくり哲学】日本の若者よ、もっと出しゃばろう
スキルアップ トレーニング メンタル(心) 指導法 梅原 淳 育成法
私は日頃、日本の中高生と部活動で顔を合わせている。そこで見ている子どもらの姿は、学校生活のわずかな一面と承知している。 それはよく理解しつつ、それでもみんなのありのままの様子を、一端は把握しているつもりでいる。 たった今の子らの姿を追いながら、運動の専門家の端くれとしてもっと、もっともっともっと、自分の思考と行動を発揮してほしいと願わずにはいられない。 日本の教育とは、すべてに正解があり(正確には模範解答があり)、すべてに辿る道筋がある。良いとされるモデルがあって、それを最初の一歩から途上からゴールまで、きっちりすべてつくられている。