【バスケ】1on1が抜けるようになる!ディフェンスとの向き合い方とオススメの技5選
バスケにおいて、個々のスキルが試される1on1。
普段から練習しているとはいえ、簡単に相手を抜くことができず、苦手意識をもっている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、いつ1on1の状況におかれてもいいように、抜き方のポイントや使える技について紹介します。
1on1が上手くなりたい、自分のスキルに自信をもちたいと思っている人は、最後まで読んで参考にしてみてください。
【バスケ】1on1とは?
バスケの1on1とは、オフェンスとディフェンスが1対1の攻防戦を繰り広げることをいいます。
その状況はポジション関係なく起こりうるもので、うまく相手を抜ければ得点につながったり、展開が有利になったりします。
また、1on1に必要とされるのは「判断力」と「突破力」です。これらのスキルは、ポイントを押さえていれば誰でも身に付けられるため、普段から練習にはげむチームも多いのではないでしょうか。
ここからは、1on1を確実に抜くためのポイントや、必要な技について紹介していきます。
ワザを仕掛けるだけじゃダメ!?1on1を確実に抜くために考えることとは?
そもそも、1on1は技がたくさんできれば相手を抜けるというものではありません。
たとえ目の前のディフェンスを抜けたとしても、ヘルプにきた選手によって止められてしまうケースがほとんど。もし、そのままボールを奪われてしまえば、単なる独りよがりのプレーで終わってしまいます。
まずは、1on1を確実に抜くために考えるべきことを3つ説明します。
1,広い視野で判断する
1on1でまず考えるのは、広い視野でプレーすることです。
自分に付いているディフェンスだけを見て動くのは失敗のもと。1人抜いたら必ずヘルプが寄ってくることを考え、残りのディフェンスの位置や、ついでに味方の位置まで把握してプレーすることを心掛けましょう。
もし視野が狭いといわれる人は、周辺視野トレーニングを試してみてください。
視野が広がると、一歩先の動きが予測できるようになりますよね。1on1でも決まりきった動きではなく、相手の動きを見ながらプレーできるので、抜ける確率がグンと上がります。
2,ミートして様子をうかがう
1on1で次に考えるのは、ミートして相手の様子をうかがうこと。もし、ボールを持ったらすぐにドリブルをしてしまうという人がいれば、今日からやめましょう。
ボールをもらったら、まずミートしてバランスよく動ける姿勢をつくります。それから、相手がどのように出てくるのか様子をみましょう。
- シュートが打てる距離なら構えてみる
- 味方にパスを出す動きをしてみる
- ジャブステップで動きをつける
これらのことを行い、ディンフェスの隙をついて一気にドライブできれば、高確率で相手を抜くことができこと間違いなし!
3,ドリブルは緩急をつける
1on1で最後に考えるのは、緩急のあるドリブルをつくことです。
一定のスピードを維持したドリブルだと、ディフェンスもついて行きやすいですよね。いつまでたっても相手を抜くことができないので「ゆっくり+急にスピードを上げる」の組み合わせを意識してみてください。
自分とディフェンスの動きにズレが生じれば、その瞬間が抜けるポイントです。
1on1の抜き方が知りたい!~オススメの技5選~
先ほどお伝えした「抜くためのスタンス」に加え、技を身に付けておくことももちろん大切です。ここからは、1on1の抜き方として実践で使えるワザを5つ紹介します。
① ミドルシュート
ミドルシュートとは、中距離のシュートを指します。
具体的には、バスケの制限区域(ペイントエリア)よりも外側かつ、スリーポイントラインよりも内側のエリアで打つシュートのことです。
1on1では、ミドルシュートを積極的にねらいましょう。
技を駆使して突破するよりもカラダへの負担が少ないのに加え、相手に「ミドル地点からでもシュートが打てる選手」であることを印象づけることができます。
そうすれば、シュートの姿勢をとるだけでフェイント効果になりますよね。プレーの幅を広げるためにも、ミドルシュートをねらってみるのがオススメです。
② フェイダウェイ
フェイダウェイとは、リングから遠ざかるイメージで後方に飛びながら放つシュートを指します。後ろに飛ぶことでディフェンスとの距離が空くため、シュートカットされにくいのがポイントです。
とはいえ、通常のシュートに比べるとバランスが取りにくいため、確実性を高めるには体幹トレーニングが必要とされます。
③ フローティング
フローティングとは、1回ドリブルをすると同時に小さいジャンプをするイメージでステップを踏み、ディフェンスとのズレをつくるドリブル技術です。
リングと自分の間に誰もいない空間を作り出し、一気にドライブレイアップへつなげます。フローティングができれば簡単に緩急がつくので、1on1で相手を抜きやすくなります。
④ クロスオーバー
クロスオーバーとは、ドリブルを左右に切り返して相手を抜く方法です。左右に大きく振ることで、相手をお置きざりにできます。
1on1は、クロスオーバーのようにシンプルなワザを使って相手を抜くことがほとんどです。そこに周辺視野やミート、緩急ドリブルなどの要素が加わることで、ワザの深みが増します。
⑤ ユーロステップ
ユーロステップとは、先ほどお伝えしたクロスオーバーと同様、相手をゆさぶり抜くワザのひとつです。
クロスオーバーは左右にドリブルをするワザですが、ユーロステップはジグザグに進むイメージで、左右に大きくステップすることでディフェンスをかわします。1on1でヘルプにくるディフェンスにも効果的です。
まとめ
1on1は苦手意識をもっている人が多いですが、意外と簡単なワザで相手を抜けることがわかります。
ワザに入る前に周辺の状況を把握しておくことや、パスに対してミートすること、緩急をつけることなど、ワザ以外の部分を大切にすることが上達への近道です。
今まで苦手だと思っていた人は、これからの練習にむけて参考にしてみてください。
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バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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