バスケ|パスのキャッチミスを防げ!苦手克服のための練習法
「パスを上手くキャッチできない」「強いボールは弾いてしまう」とパスキャッチに苦手意識をもつ人は意外と多いものです。特にバスケ初心者であれば、ミスが続くと自信喪失にもつながり、バスケットボールのプレーそのものに支障が出てくることもあります。
そこで今回は、パスキャッチを上達させる方法を、キャッチできない原因とともに分かりやすく説明します。苦手を克服してスキル向上を図りましょう。
バスケ|パスがキャッチできない理由とは
バスケットボールでパスが上手くキャッチできないのは、バスケが下手だからでも、手が小さいからでもなく、受け方に問題があることがほとんどです。以下の項目は、パスがキャッチできない、パスキャッチが苦手だと感じる人がもつ共通項目です。
- ボールがどのあたりに飛んでくるか分かっていない
- ボールを真横から挟むように受けている
- 強いパスだけ弾いてしまう
- そもそもボールが怖い
このようなパスを受ける姿勢やボールとの向き合い方は、構えを見直したりコツを押さえたりするだけで改善できることばかりです。もしひとつでも当てはまるものがあれば、これから説明するパスキャッチのポイントを理解して克服できるよう目指しましょう。
バスケ|パスをキャッチする基本の構え
バスケットボールでパスを上手くキャッチできるようになるためには、基本の構えを身に付けることが大切で、受け方を見直すだけでボールが手に収まりやすくなります。どのような姿勢をとるべきなのか、ひとつずつチェックしていきましょう。
1.基本姿勢はパワーポジション
まず、基本姿勢はパワーポジションです。両足は肩幅にひらいて腰を落とし、重心を低くすることで体のバランスを保ちます。この姿勢により、強いボールが飛んできたとしても、体がグラつくことなく受け止められるようになるのです。
また、パワーポジションはプレーをスムーズ化させる姿勢であるため、パスを受けたあとの動き出しを速める効果も期待できます。
2.手は指先までひらいて胸前に構える
ボールを受ける手はしっかり指先までひらき、胸の前で構えましょう。
このとき、手のひらが向き合うようになっていては、ボールを上手く迎えることができません。とっさのパスでも受け止められるよう、手のひらは前に向けていつでもキャッチできる準備をしておくことが大切です。
3.親指と人差し指で三角形をイメージして
パスをキャッチするときは、親指と人差し指で三角形をつくり、ボールを包み込みやすい状態をつくっておきましょう。ボールが手をすり抜けてしまったり弾いてしまったりする人は、この三角形ができていないことが多いため、意識するだけでキャッチミスが少なくなります。
パスのキャッチミスを減らしたい人は、ここで説明した3つのポイントを意識して練習に取り組んでみてください。以前よりもボールが受けやすくなったと感じられれば、上達している証拠です。また、ミスが減るだけでなく、プレーに対する自信もつくことでしょう。次に、より実践的なパスキャッチを成功させるための練習方法とコツを紹介します。
バスケ|実戦的なパスキャッチの練習とコツ
どんなに強いパスをキャッチできたとしても、動いている状態でできなければ、マスターしたとはいえません。バスケットボールは止まってプレーすることがほとんどないため、実戦で使えるプレーを身に付けるなら、動きをともなうキャッチ練習をするのがベストです。
ここからは、より実戦的なキャッチ練習とコツについて紹介します。
『パス&ラン』で実戦的なキャッチ練習をしよう
バスケットボールの練習でよく用いられる『パス&ラン』は、実戦的なパスを身に付けられるメニューです。内容自体は簡単でありながら、出し手・受け手のそれぞれが動きながらプレーするため、初心者でも実戦的な動作を体に覚えさせることができます。
パス&ランのなかでも、以下のメニューは比較的取り組みやすいのでおすすめです。
スピードよりも、走りながら確実にキャッチすることに重点をおいて練習してみてください。
強いパスは吸収するのがコツ
自分よりもフィジカルが強い選手からパスをもらう場合、ボールの威力がありすぎて、手からこぼれたり弾いたりしてしまうことがありますよね。このような強いボールは「取らなきゃ」という気持ちだけでキャッチできるものではありません。ましてや動きながらともなれば、さらに難易度が上がってしまいます。
そんなときにおすすめなのが、キャッチする瞬間に腕を少し引くことです。腕を一瞬引くことで手がクッションのように働き、ボールの勢いを吸収することができるのです。このちょっとした動作を身に付けられれば、走りながらや片手であったとしても、ボールを上手くキャッチできるようになります。
パスキャッチを克服してスキルアップを目指そう
パスキャッチは「ボールを受け取る」行為だけ見るとさほど難しくないため、ミスすれば周りからひどく注意されてしまいます。しかし、動きながら、強いパス、ミスに対する指摘といった要素が重なることで、簡単な行為であっても難しく思えてしまい、ミスが続けば自信喪失や恐怖感につながってしまうのです。
もしキャッチに対する苦手意識があるなら、まずは初心に戻ってキャッチする姿勢から見直してみましょう。ボールを手に収めるにはどうすればいいのか、手の広げ方や向きの見直しができれば、少しずつ気持ちもプレーも良い方向に進んでいくことでしょう。
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バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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