パスカットの成功率が上がる!正しいやり方とコツ伝授!
バスケットボールでは、ディフェンス中にパスカットが成功すると、自チームの失点を防げます。
さらには攻守交代になり、速攻から得点につながる可能性もあるため、身に付けておきたいスキルのひとつです。
しかし、チャンスが広がる反面、タイミングを誤ると単なる危険プレーになるのも事実。
飛び出したものの空振りしてしまい、そのまま抜かれて悔しい思いをした経験をもつ人も多いのではないでしょうか。
今回の記事は、パスカットの成功率を上げるためのコツを紹介します。適切なタイミングで正しいプレーをするためにも、ぜひ最後までチェックしてみてください。
パスカットをねらうタイミング
たとえプレーに自信があったとしても、やみくもに飛び出すだけでは、パスカットできません。確実性を高めるためにも、ベストなタイミングを把握しておきましょう。
パスカットがねらえるタイミングは、以下の2シーンです。
- ボールマンにプレッシャーを掛けているとき
- マークマンと距離があるとき
どのようなシーンなのか、具体的に見ていきます。
1.ボールマンにプレッシャーを掛けているとき
ボールマンにプレッシャーを掛けているときは、焦りからの安易なパスが出やすいです。相手がパスを出そうとした瞬間に手を伸ばすことで、パスカットできる可能性が高まります。
とはいえ、ボールマンにはドリブルやシュートといった攻撃手段もあるため、最初からパスカットをねらうのはオススメしません。ドリブルして止まったあとや、リングと距離があるときなど「次の一手はパスだ」と予測できた時に、初めてねらってみるのが良いでしょう。
2.マークマンと距離があるとき
パスカットは、マークマンと距離があるときをねらうのもオススメです。
もし自分がボールマンだったとすれば、ディフェンスからのチェックが厳しい味方にはパスしませんよね。ディナイでパスコースをふさぐことも大切ですが、オフェンスとあえて距離を置くのも効果的です。
安易なパスが出た瞬間に飛び出せば、パスカットできる可能性が高くなります。
確実にパスカットするコツと意識すること
パスカットがねらえるタイミングが分かっていても、コツを押さえていなければ確実なプレーに至りません。ここからは、パスカットの成功率を上げるために意識すべきポイントを紹介します。
オフェンスの動きを予測する
まず、パスカットするときの最重要ポイントは予測です。「つぎはパスが出そうだな」「ここにいれば取れそうだな」とプレーを予測することで、瞬間的な一歩が出せるようになります。
ある程度の予測を立てるためにも、コート全体を見渡せる力を付けましょう。オフェンスとディフェンスの位置関係や、ボールマンの目線が読めるようになれば、自然とプレーの流れが掴めるようになります。
視野トレーニングも効果的なので、意識してみてください。
適切な距離をとる
先に説明したとおり、相手との距離感を考えたポジショニングを心掛けましょう。
- ボールマンに付く場合
残った攻撃手段に応じて、間合いを詰めるかどうか決める
- オフボール選手に付く場合
基本ワンアーム。油断を誘うときはツーアーム。
ボールマンに付くなら、ボールチェックでしっかりプレッシャーを与えることも忘れずに。自分がパスカットできなくても、味方のディフェンスがしてくれる可能性だってあります。
安易なパスが出るよう、戦略立てたポジショニングを意識してみてください。
脚力をつける
一瞬のタイミングをついてパスコースをふさぐためには、脚力を付ける必要があります。「脚力フットワーク」を取り入れて、素早い一歩が出せるよう普段から練習しておきましょう。
適切なタイミングで的確なプレーを
今回の記事は、パスカットする方法や適切なタイミングについて紹介しました。勢いよく飛び出したもののカットできなかった…という事態を防ぐためにも、プレーの精度を上げていきましょう。
とはいえ、試合中にパスカットを頻発させるのはオススメできません。一発でカットできなければ、いさぎよく諦めることも大切です。
また、パスカットの目的を明確にしておくことも忘れずに。もし、攻守交代をねらうためと思っている人がいれば、考えを改めた方が良いかもしれません。失点を防ぐための一手段として考えられれば、カットに執着しすぎずに済みます。
もし、相手のボールを上手く奪う方法が知りたいという人がいれば、スティールの記事もオススメです。併せてチェックしてみてください。
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バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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