【バスケ】1対1が最強の相手を止める方法

スキルアップ チーム戦術 ディフェンス 指導法 練習法 関野 日久

バスケットボールは一度に出場できる人数が少なく、コートも狭く、ドリブルやシュートのルール、技術も相まって1人の絶対的な選手の存在が他競技よりも大きくなりがちです。

相手の1人を止められなかったばかりに試合に負ける、ということもザラにあります。

今回は、そういった相手の止め方、守り方をご紹介します。

1人で能力の高い選手を止める方法

初めに個人で守るための方法をいくつかご紹介します。

ディフェンスが得意な選手がいるチームだと特に実行しやすい作戦です。

ボールを持たせない

どんなに強力な選手もボールを持てなければ得点を決めることはできません。

そのためには粘り強いディナイディフェンスやフェイスガードなどを行いボールタッチの機会を減らすことが重要です。

不得意なポジションでプレーさせる

相手選手がポストプレーが得意ならばリング近くでボールを持たせることは危険ですし、シューターならば3Pライン沿いでボールを持たせてはいけません。

相手の最も得意なプレーを踏まえた上でそれをさせないようにその近くでボールを持たせないようにディナイの強度を高めたり、バンプすることでポジション移動を封じる動きが有効です。

シュートの前にファールをする

どうしても良いところでボールを持たれるのを防げず、簡単にプレーをされそうになった時やシュートを打たれそうになった時、ファールをする作戦も有効です。

フリースローを与えてしまうと得点に繋がってしまうので、シュートの前にファールをすることが肝心です。

これにより得点を防ぐだけでなく、相手にストレスを与えることができ、ミスや集中力の低下を誘うことができます。

ここまではできるだけ個人でディフェンスするための方法をお届けしましたが、強力な相手を40分間1人で守り続けるのは現実的ではありません。

次に、チームとして守る方法をいくつかご紹介します。

チームで能力の高い選手を止める方法

ここからは、個人ではなくチーム全員で能力の高い選手を守る方法をご紹介します。

とにかく早めのカバーディフェンスをする

ディフェンスの目標は「点を取らせないこと」です。

チーム全員がその意識を持ち、自分のマッチアップだけでなく可能な範囲の相手のプレーを止める必要があります。

相手オフェンスのリングへのアタックに対して、ペイントラインに入り込まれそうなときにカバーディフェンスができるくらいのタイミングが一般的ですが、ワンドリブルや視野を切った瞬間などに、カバーディフェンスやヘッジディフェンスなどをして、とにかく攻めにくい状態をチームで作ります

ドリブルが得意なプレーヤーにもシュートが得意なプレーヤーにも通用する鉄板のディフェンス方法です。

ゾーンディフェンスをする

同じくカバーディフェンスの考え方から、ゾーンで相手を守ることも有効です。

簡単にダブルチームやカバーのいるところへ誘い込むことができるゾーンは1対1で突破することが非常に困難です。

また、どこにアタックしてもディフェンスがいるため、ターンオーバーなどミスの発生も見込むことができ、1人を全員で守る時には非常に有効です。

オフェンス時、該当の選手のマッチアップの選手が攻める

次に、ディフェンスだけでなく試合全体の流れで考えた時にオフェンスの時にもできることがあります。

オフェンス力の高い相手にマークされている選手がアタックをすることで、ファールを誘ってプレータイムを少なくさせることや、ディフェンスでの負担を増やすことでオフェンスでの活躍度を下げることが見込めます。

おわりに

今回はオフェンス能力の高い選手をいかに止めるのか、というテーマでお送りしました。

マンツーマンの場合、基本的には目の前の相手に責任を持つことが大切ですが、能力の差や経験の差などからどうしても1人で止められない相手がいることは当たり前です。

チームとしてのディフェンスの目標や勝利へのベクトルを揃え、全員で勝つことを目指しましょう

この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。