【バスケ】渡邊選手から学ぶ、ベンチからレギュラーへ上がる方法 その②

オフェンス スキルアップ ライター 指導法 育成法 関野 日久

前回、渡邊選手のディフェンス面での貢献からプレータイムを獲得した、というお話をしました。http://basketball-school.jp/skill_up/5105.html

しかし、ディフェンスだけで試合に出場するためには圧倒的なディフェンス力が必要なので、他にも渡邊選手がチャンスを選んだ理由は考えられます。

今回は、オフェンス面における渡邊選手の高評価のポイントをご紹介します。

チームのオフェンスのリズムをよくする

渡邊選手は現在、トロント・ラプターズのファーストオプションではありません。

また、2番手、3番手にも渡邊選手以上に得点力のある選手やシュート力のある選手がいるので、渡邊選手の役割はチーム全体のバランサーとしてや、ワンポイントでのアタックが求められます。

高いバスケIQを活かしたパス回し

前回もご紹介しましたが、渡邊選手はバスケIQが高く、それがディフェンスにもオフェンスにも好影響をもたらしています

渡邊選手は、チームの中での自分の役割を理解しているので無理なシュートや確率の低いプレーは選ばず、より得点に繋がる可能性の高い選手へのパスや展開を作ります。

トップやウイング、ポストなど、渡邊選手はどのポジションでもボールを持つことができるので起点となる能力は高く、IQの高さと相まってチームの良いオフェンスを作っています。

ピンポイントでのリングアタック

渡邊選手はパス回しも上手く、良い意味でアンセルフィッシュです。

しかし、相手にもそう認識され、自分のマークマンが他の選手へのカバーへの意識が上がったことを確認すると、自らドライブやカッティングでアタックし、そこからシュートまで持っていくことやキックアウトなど、自身のアタックを起点にプレーを作ることもできます。

このように、渡邊選手はバスケIQの高さを活かし、味方と自身の力を最大まで引き出せるようにパスやドリブルを使い分けています。

決めるべきシュートを決める

続いて、渡邊選手の個人技についての解説です。チームの中での役割以上に渡邊選手は得点力のポテンシャルをもっています。

アウトサイドシュート力

渡邊選手は、コーナーからの3Pを得意としており、試合で決めていく中で相手チームの中から「打たせるな」というような声があがっているそうです。

コーナーは、オフェンスの中でフリーができやすいポジションでもあり、合わせの優先度が高いポジションです。ここにシュート力のある選手が立っているだけでオフェンスは非常に展開しやすく、逆にディフェンスは非常に守りにくくなります。

渡邊選手は、そのコーナーからの3Pやコーナーから合わせて動いたウイングからの3Pをしっかりと決めることで、オフェンス面でもチームからの信頼を得ていました。

ドライブからのシュート

渡邊選手は率先してドライブや1on1を仕掛ける選手ではありませんが、状況を見てリングにアタックすることやカッティングは狙っています

ペリメーターあたりでボールを持った渡邊選手は冷静さ、バスケIQ、シュート力の高さを活かし、パスの展開をすることも、自分で決めることもできます。

高校時代からペリメーターのシュートは得意で、アメリカに留学した後にシュートを浮かす技術も身につけました。

渡邊選手は決して身長も低くないので、そういったプレーをすることでビッグマンのブロックを避けることも十分にできます。

また、無闇にブロックに来るようであれば冷静にパスを出すこともできるので、ディフェンスからすると非常に厄介な選手であることは間違いありません。

渡邊選手は決めるべきシュートを決める選手です。

チームで作ったシュートやフリーのシュートを決めることで、もちろん得点は伸びますし、オフェンスのリズムが良くなるので他の選手の得点にも繋がります。

そういった選手への信頼は厚く、プレータイムの増加に繋がります。

おわりに

今回は、前回に引き続き渡邊選手のプレータイムの増加の要因をオフェンスの面から解説しました。

シュートの機会やボールに触ることは少なくとも、チャンスを確実に活かすことのできる選手はチームからの信頼を得ることができ、プレータイムの増加、オフェンスでの役割の増加など成長していくことが期待できます。

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。