【バスケ】ハーキーステップが上手くいかない原因はコレ【初心者】

スキルアップ ディフェンス トレーニング 育成法

今回は、「ハーキーステップ」についてご紹介したいと思います。

足を肩幅に開き、パワーポジションの姿勢で、1秒間に約8回、細かく足踏みするステップを「ハーキーステップ」と呼びます。

ディフェンスフットワークに必要なスキルですので、上手く行える選手は比例して、ディフェンスが上手くなる傾向にあります。

特にヘルプサイドの位置からマークマンに急いで戻る時には、ハーキーがうまく行えるかで、抜かれるか止められるかが決まるほど、重要です。

しかし、多くの選手が上手くステップを踏めずにいます。

よくある改善法は下半身の動きが多いですが、オススメは上半身の改善です。

すると、見違えるほどステップが踏みやすくなります。下記で、解説していきたいと思います。

ハーキーステップ中に上半身が「前傾」する理由

ディフェンスフットワークで鍵を握るのは、ステップワークです。

そのためにハーキーを用いて練習を行うのですが、どうしても「ステップを踏むこと」に意識がいきがちです。

その意識がある選手は、前傾姿勢にと必然的になってしまいます。

結果的に、同じ場所でステップを踏めず、前後左右へと動いてしまい、本来の練習の効果が得られません。

その原因が、パワーポジションをとれていないことにあります。

ですので、まずはパワーポジションをとるために、胸(上体)を起こすことを意識させてあげてください。

胸(上体)を起こす、ということがわからない選手には、腰(お尻)を深く落とすことを意識させてみてください。スクワット動作をイメージしていただくとわかりやすいかと思います。

上体を起こした状態から深く沈むことで、適切なパワーポジションが自然に取れ、その結果しっかりとしたステップを踏めるようになります。

また補足として、上半身をガチガチには固めずにリラックスした状態で上体を起こせるようになることがポイントです。

膝が流れている(パワーポジションを作れていない)

腰は深く落とせているけれど、ステップが上手く踏めないという選手は、膝に注目してあげてください。

腰を深く落としているのに上手くステップを踏めない選手の多くは、ステップを踏む際に膝が立ってしまうことに原因があります。

膝が立つことで、スタート時に深く腰を落としても、これまでのパワーポジションが取れていない姿勢に戻ってしまいます。

また、もう一つの例として膝が抜けて(膝がつま先よりも前に出ている状態)力強いステップを踏むには程遠い姿勢になってしまう場合もあります。

これらの悪癖の原因となるのも、上半身が前傾してしまっているためです。

我々人間の体は、どうしても楽な動作を取ろうとする癖があるため、腰を深く落とす姿勢を長時間維持することが難しくなります。そのためハーキーの時も少しでも楽をしようと腰が高い位置で足を動かそうする場合が多いです。

しかし、バスケットボールは40分間、同じ姿勢をキープすることはありませんので、ステップワーク時には腰を深く落とせる習慣を身に付けてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハーキーが上手くできない原因の多くは上半身が前傾してしまうことにあります。

ステップワークと聞くと、どうしても下半身のステップばかりに目がいきがちなのですが、指導するポイントを下半身から上半身へ視点を変えてみてください。

上半身を起こさせるだけでも、劇的にステップワークを改善することができます。

ぜひ、参考にしてみてください。

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