【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 食べるトレーニングを考えよう!「血液がすべてを変えた②」

スキルアップ 食トレ

12,13年ほど前、私の体重は今よりも15㎏ちかく重く、お腹も出ていました。

ウエイト・トレーニングも週に1〜2度、2時間程度をおこなっていたものの、筋肉の上に張りのない脂肪があるため、外見はややポニャッとした体型でした。肌にツヤもなかったように思います。

体型だけじゃなく、便通が悪い、鼻が詰まる、風邪をひくと必ずこじらせるなど、体内衛生の不調にも悩まされていました。これはわりと子ども時分からありました。

それを知りうる学識と対策で改善しようと、けっこうな努力をしました。思い立つと徹底的に取り組むタイプで、食事のたびに食べる物を選びに選んで、我慢を続けていきました。

30代前半の頃です。

3食を2食に減らす、夜は炭水化物を摂らない、生野菜を多く食べる、たんぱく質を摂るために肉と卵を積極的に食べる、もちろん塩分摂取にも気を遣いました。

水も大量に飲んで、尿と便の排泄を促そうとしました。最後は、料理を食べる順番にまで配慮したのです。

いろんなことを取り入れてみたものの、成果を実感することはできませんでした。筋力トレーニングも続けているのに、見た目はあまりそう見えない。

外見も体調も変化なしです。

▽医学への不信

自分で言うのもなんですが、だいぶ根気強く続けていました。

この手のものは時間が掛かるとはじめから受け止めていますから、変わる日がくるまで地道に続けていこうと決めていました。結果を出したかったのです。

1年が経ち2年が経ち、誇張ではなくチリほどの変化も、いやその兆しすらなく、医学にも疑問を持ちました。

栄養成分がどうの、カロリーがどうのと言っていて、その方法も言われるとおりにやっているのに、見た目も中身も一向に改善などされません。

私は「やっぱりアルコールを止めなきゃダメなのかな?」と足りない部分を見つけようとし、また内心で「でもそれだけですべてが遮られるはずがない」とも思いました。

そのうちに「正しい栄養学や医学であっても、からだは一度落ち込んでしまうと、こんなふうにもう動かなくなるのかもしれない、つまり現実は気休めで、けっきょく悪くなったものは元に戻らないってことか」と、目の前の事実を素直に理解しはじめました。

そこから一気に体重15㎏減、免疫力向上で風邪も引かないからだへと奇跡を遂げます。

▽まったく走れない

ちょうど健康食を実践していたころ、毎朝20分ほど家の裏にある公園でジョギングをしていました。

本当に、スピードからしてランニングではなくジョギングが適当な表現です。しかも超遅めのゆっくりジョギングです。

あまりにも疲れやすいことを懸念して、持久的な運動は昔から嫌いでしたけども、これは体力の衰えだと感じ可能な範囲で少しずつ持久力をつけようと思ったのです。

ところが、ちょっと信じられないくらいに烈しく(はげしく)息が上がるのです。しかもほんの少し走っただけで。

これはマズいぞと本気で不安になり、頑張って克服しようと懸命に走りました。右回り左回りをたった10分ずつとか、いえ8分程度だったかもしれません。その程度もまともに走れないのだから、事は深刻でした。

不安と焦りから、ただ毎朝ひたすら続けました。

後には近所をぐるっと回って来られるまでになりましたが、走っているときは相変わらず苦しいばかりで、それに潰されないよう耐えるのみでした。

持久力が伸びたのかどうか、自信も実感もなく、ただ疲労感と闘うためのジョギングと言えました。

これが体質改善後は、スーパーマンに変身します。

 

(次回につづく)