1対1強化!センターディフェンスのコツと有効な守り方
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「1対1」といえばオフェンスが注目されがちですが、実はディフェンスに関する悩みも多く聞かれます。「いつも抜かれてしまう」「どうすれば上手くなれるの?」など、解決策が見つからず落ち込んでしまう人もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、1対1ディフェンスのなかでも得点に大きくかかわる「センターポジション」の守備方法について紹介します。最後まで読めば、センターディフェンスの役割、意識すべきポイントがわかりますよ。今チームでセンターを任されている人、いつもポストプレーをされてしまう人は、ぜひチェックしてみてください。
センターディフェンスの役割とは何か
そもそも、ディフェンスにおけるセンターの最重要任務は、相手チームにポストプレーをさせないことです。どんなに1対1のディフェンススキルを磨いていたとしても、ペイントエリアへの侵入を許してしまうと、失点につながる可能性が高まります。
ここからは、センターがディフェンスするときに意識すべきコツについて紹介します。ポストプレーを仕掛けてくる相手を封じるためにも、ポイントを押さえて戦略的な1対1ディフェンスを繰り広げましょう。
【1対1】センターの有効的なディフェンス術
センタープレイヤーが1対1ディフェンスで注意すべきポイントは、以下3つです。
- ボールを持たせない
- 相手の動きを予測する
- 自分の得意な守備位置へ誘導する
具体的な内容について、ひとつずつチェックしていきましょう。
ボールを持たせない
最初にも伝えましたが、センターはポストプレーを仕掛けてくる相手を、何としてでも封じなければいけません。そのためにも、まずは相手にボールを持たせないようにしましょう。
【ポイント】
- パワーポジションで動きやすい体勢をととのえる
- ディナイは身体をぶつけてプレッシャーを与える
体勢をととのえて準備ができていれば、相手の素早い動きにも付いて行けますよね。また、パスをふせぐための「ディナイ」も、しっかり身体をぶつけてけん制しましょう。
まずはボールを持たせないこと、それが難しければ、リングから距離をおいた場所で勝負できるよう外へ追いやることが必要です。相手を効率的に押し出せるよう、当たり負けしない身体を作っておけると役立ちます。
相手の動きを予測する
センターのみならず、ディフェンススキルとして身に付けておきたいのが、動きを予測することです。次はシュートなのか、ドライブなのか。また、ドリブルは左右どちらに攻めてくるのかなど、相手のプレースタイルを把握して予測立てた守備ができると、1対1で勝てる確率がグンと上がります。
【ポイント】
- 普段から相手のプレーを観察する
- 身体の向きで次のプレーを予測する
ただディフェンスするのではなく、普段から相手のプレーを観察していると、何となく相手の「クセ」や「行動パターン」が掴めてきます。
また、プレーの予測には、相手の身体の向きを見るのがオススメです。身体の向きはプレーに直結しているので、ウソをつきません。フェイクにかかりづらくなるメリットもあるため、正確な予測が立てやすくなります。
予測がついたら、とにかく好きにさせないこと。相手のやりたいこと、得意なプレーに持ち込ませないよう、事前にコースをふさいでおくのも効果的です。
自分の得意な守備位置へ誘導する
センターが1対1ディフェンスで意識すべき最後のポイントは、自分の得意な守備位置へ相手を誘導することです。1対1は、どれだけ自分が有利に動けるかで勝敗が決まります。相手に合わせて動いているようでは、一向に主導権が握れないことを覚えておきましょう。
【ポイント】
- ディレクションでルートを絞る
- 上手くいかなかったときのヘルプを仲間に依頼しておく
相手を自分の思い通りに動かすには、ディレクションで行き先を絞ること。万が一、切り返して抜かれた場合にそなえて、仲間にヘルプ要請をしておくのも忘れずに。
1対1ディフェンスは、ひとりで戦っている訳ではありません。ときには仲間を頼って、チームディフェンスに切り替える判断も必要です。
まとめ|センターの1対1ディフェンスは戦略が大事
センターが1対1のディフェンスで勝つには、スキルよりも「予測・誘導」といった戦略的思考が大切です。自分がポストプレーをするとき「こうされたら嫌だな」と、オフェンスの立場になって考えてみるのも良いかもしれません。
相手が「攻めにくいな」と思うポイントをねらって守ってみてください。今後の参考になれば嬉しいです。
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バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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