マッチアップゾーンの攻略法

スキルアップ ディフェンス ディフェンス戦術 戦術 関野 日久

前回、マッチアップゾーンについて解説しました。(http://basketball-school.jp/skill_up/6041.html)

ゾーンディフェンスとマンツーマンディフェンスの双方の良さを併せ持つマッチアップゾーンは、

  • あらかじめ戦術を決めておく
  • コート上にIQの高い選手が複数存在

などの状況が効果的です。

特に、学生カテゴリーで良く見るマッチアップゾーンですが、なかなか学生プレイヤーがコート上で攻略方法を見つけ出すことは難しいです。

今回は、マッチアップゾーンがどのようなオフェンスを苦手とするのかを解説します。マッチアップゾーンを使っているチームは弱点を知ることで、より有効活用しましょう。

マッチアップゾーンの根底にある戦術

実は、マッチアップゾーンには絶対に行われる戦術が含まれています。

それは「スイッチ」です。スクリーンやカッティングなどオフェンスが大きく動いた時、場所を守るマッチアップゾーンはスイッチをして対応します。
このスイッチが攻めにくいため、マッチアップゾーンの攻略は難しいのです。

また、スイッチも人についていくのではなく、場所を守ったスイッチなのでビッグマンを釣り出すことやアウトサイド選手を中に押し込むことも難しいです。
しかし漠然と攻めにくいと考えるのではなく、スイッチに対抗しなければならないと考えると勝機が見えてきます。

マッチアップゾーンのスイッチが攻略しにくい理由

オフボール時でもオンボール時でも、カッティングに遅れをとった場合やスクリーンに対してズレを作らないためにスイッチは良く使われる戦術です。

しかし、マッチアップゾーンの場合、ビッグマンは中に残り、アウトサイド選手は外に残ります。
これにより、ミスマッチが生まれたとしてもオフェンス有利な攻め方をすることは難しいです。
これが、マッチアップゾーンのスイッチが攻略しにくい理由です。

1番簡単な攻略方法は、スイッチするとミスマッチができるような組み合わせで

  1. スクリーンをかけ
  2. アイソレーションを作り
  3. 中もしくは外からミスマッチを活かして攻める

というのがセオリーです。

次に、どのようにすればマッチアップゾーン&スイッチを攻略できるのか解説します。

マッチアップゾーン&スイッチの攻略方法

マッチアップゾーン&スイッチを攻略する方法は簡単にできる方法が2つあります。

スクリーンプレー

スクリーンをするとスイッチで対応されてしまうマッチアップゾーンですが、スクリーンの目的を少し変えることで一気に攻略できるようになります。

基本的にスクリーンはユーザーをフリーにさせることが目的ですが、スクリーナーがボールをもらう意識を持つことでチャンスが生まれます。

スクリーナーがユーザーのディフェンスをシールすることで中でボールをもらいます。
このプレーを行うことで、簡単にリングに近い位置でアウトナンバーを作ることができます

この攻め方をすれば、スイッチやマンツーマンのプレッシャーをかけることが難しくなり、オフェンスがスムーズに進められるようになります。

フラッシュ&カッティング

場所を守るという意識のあるマッチアップゾーンは、ゾーンと同じくハイポストでボールを繋がれることが弱点です。

まず、誰がマッチアップするべきなのかが難しいことと、ボールを持たれるとどうしてもディフェンスが収縮せざるを得ないからです。

しかし、ゆっくりとハイポストに移動してはマッチアップされて簡単に止められるので、スイッチが起こるタイミングやディフェンスがまだキャッチアップできていないときにハイポストを攻めましょう。

おわりに

今回はマッチアップゾーンの攻め方について解説しました。

漠然と攻め方を考えるのではなく、

  • 何が攻めにくいのか
  • 何が自分たちの課題になっているのか

を突き詰めるのは、進歩のためには不可欠なことです。

戦術や個人の特性を理解して、どのようなプレーをすれば自分たちのバスケができるのか、相手のリズムに乗せられないか、具体的に突き詰めましょう。

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この記事を書いた人関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。
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