2対2の重要性

オフェンス スキルアップ 戦術 関野 日久

圧倒的な1対1の能力がなければ、チームメイトと協力して得点を取ることが重要です。

特に、2対2でオフェンスを展開することは機会も多く、有効です。

今回は、なぜ2対2が有効なのか、どういった2対2をするべきなのかについて解説します。

22が有効な理由

バスケのオフェンスにおける最強の戦術の1つにアイソレーションが挙げられます。

では、なぜシンプルな戦術であるアイソレーションが最強と言われるのか、それにはバスケがオフェンス有利なスポーツであることなども挙げられますが、「ディフェンスが少ない」ということが挙げられます。

バスケは5対5で行うスポーツですが、実際に一つ一つのプレーに関わる選手はオフェンス、ディフェンスともに毎回異なります。

十分なスペースを与えて、カバーディフェンスが来るのが遅れてしまうアイソレーションは、ほとんどの時間を1対1でプレーできます。

対して、オフェンス同士の距離が近くパスを多く回すオフェンスでは、カバーポジションの取り方によっては1対21対3のようなプレッシャーを与えるディフェンスができます。

そうなれば、オフェンスが攻めづらくなるのは明白で、スペーシングを大切にするのはこれが理由です。

できるだけオフェンスもディフェンスも少ない人数で十分なスペースがある、というのがオフェンス有利な状況といぇす。

1対1でもディフェンス能力が非常に高い場合、チームで一番1対1のオフェンスが上手い選手でも点が取れなかったり、得点効率が悪かったりすることが考えられます。

そういった状況で先程の少ない人数が関わることでオフェンス有利になるのが2対2です。

22の攻め方

2対2で攻める方法は大きく分けて3つあります。

ドライブと合わせ

最もシンプルな方法は、

  • ボールマンがドライブでディフェンスを突破
  • もしくはズラして有利な状況を作り

カバーディフェンスを引きつけて、合わせのパスを出すことです。

抜け切らなくても、カバーの意識をもたせ、マークマンから少しでも気を逸らすことができれば一気にチャンスはできます。

合わせをする人も、

  • 外に広がるのか
  • 中に切り込むのか

を正しく判断することで得点につながります。

パス&ラン

ディフェンスのミスが増えるのは、「体の向きが変わる時」です。

ボールが動いて1線から2線へ、3線へと体の向きや位置が変わると視野が切れたり、ポジショニングミスなどのスキができる時がチャンスです。

また、シュートフェイクなどで相手を跳ばして、その隙にパスを出してラン、もう一度パスをもらうサッカーの1・2のような動きもNBAではよく見られます。

ピック&ロール

2対2で最も王道な戦術ピック&ロールです。基本的に、オフェンスに技術があればピック&ロールは2人では守れません。

スクリーナーのディフェンスが

  • Showをすればダイブがフリーになり
  • Showをしなければハンドラーが自由に攻めることができ
  • スイッチをすればミスマッチができる

と、どの守り方をしても何か穴があるのがピック&ロールです。

オフェンス側のポイントは、ディフェンスを見てピック&ロールを行うことです。

ミスマッチができないマッチアップ同士でピック&ロールをすると、スイッチで簡単に守られてしまい、むしろ唐突なダブルチームやブリッツでハンドラーのピンチを招きます。

それさえ頭に入れて行えば、ピック&ロールは2人で守り切ることは困難です。逆サイドからのカバーが来たら展開をすれば他にチャンスが生まれるので、最初のきっかけになる非常に有効なプレーがピック&ロールです。

おわりに

今回は2対2の有効性と使い方について解説しました。

NBAや日本のトップでも多用されるピック&ロールやドライブからの合わせは、早いカテゴリーでも十分に練習できることです。トップを目指し、様々な練習に取り組みましょう。

ご質問・お問い合わせについて
いつもブログ記事を読んでいただき、ありがとうございます。バスケットボール上達塾では、バスケットボール上達のためにブログやSNSで情報発信をしています。また、バスケットボール上達のためのDVD教材の販売も行っております。バスケットボールに関するご質問やお問い合わせ、ブログ記事に対するコメントなどがありましたら、下記のメールアドレスまでお気軽にご連絡ください。
メールアドレス:info@basketball-school.jp

この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。