バスケにおける視野の広さ〜ディフェンス編〜

スキルアップ ディフェンス 指導法 練習法 育成法 関野 日久

前回、オフェンス中に視野を取って周りの状況を観察することの大切さを解説しました。(参考)バスケにおける視野の広さ〜オフェンス編~

ディフェンスでも同じように、周囲の状況を敏感に察知することが大切です。

オンボールディフェンスにおいては、なによりもボールマンとリングを守ることが大切なので、視野よりもいわゆる

  • フットワーク
  • ハンドチェック
  • フィジカル
  • 読み

などのディフェンス力が重要です。

今回はオフボールディフェンスの視野について解説します。

ディナイポジションの場合

ディナイをする距離で守っている時、目を配る点は3つあります。

マークマンの動き

まず、マークマンに責任をもたなければいけません。

その場で

  • ボールをもらう動きをするのか
  • カッティングをするのか
  • スクリーンにいくのか

など、どういった動きをするのかを見て、バンプをするなりディナイを強めるなりで相手がしたいことを封じられれば、相手オフェンスの停滞を招くことができるかもしれません。

ボールマンの動き

バスケにおいて1番守らなければならないのはボールです。

その場からのシュートを打つ場合、ディナイポジションからできることはありませんが、ドライブをしてくる場合はヘッジや手を出してプレッシャーを与えることで、オンボールディフェンスを助けることができます。

フェイスガードをしている場合は別ですが、マークマンと一緒にボールも見てチーム全体で守る意識をもちましょう。

スクリーンの動き

最後に、もう1つ気にするべきなのが自分に対するスクリーンです。

スクリーンは、来ることや相手の目的がわかっていればかわすことはそんなに難しくありません。

そのためには、相手のセットプレーや自分のマークマンがどういったプレーが得意なのかを事前に知っておくことが1番です。

それができない場合は試合中にデータを集める必要があります。

観察したり、相手のスコアや攻め方の傾向を見たりして、ベンチ含めてチーム全員で考えることで相手のオフェンスを崩すことができます。

オープンポジションの場合

ボールからの距離が遠く、オープンスタンスで守っている場合は、動きの量が減る代わりに気を配る量が増えます。

マークマンのポジショニング

裏や合わせがどのように行われるのか、それらを予測するためにはマークマンがどのような位置にいるかを見ておく必要があります。

顔や体は、ドライブのカバー方向に向けておいた方が良いですが、間接視野で自分のマークマンがどこにいるかを確認しておきましょう。

ボールマンへの意識

やはり、ボールを守ることが1番大切です。

1on1で止められない相手はチーム全体で守る必要があります。そのためには、早め早めのカバーやローテーションが必要です。

それらを滞りなくするためには、ボールマンをしっかり確認して動きを予測することが大切です。

コミュニケーションでも補うことはできますが、やはり見て気にしていた方がラグがないので、良いでしょう。

カッティングへの警戒

リングに向かってカッティングする選手のカバーをする必要もあります。

ディナイを厳しくした場合やオフェンスがスクリーンを使うと、リングに向かってオフェンス有利な状態でカッティングされることはあります。

オフボールですが、その時もカバーディフェンスが必要です。

バンプをして相手を遅らせたり、ヘッジでパスを躊躇わせたり、できることはたくさんあります。

まとめ

オフェンスでもディフェンスでも、情報というのは常に得続ける必要があります。

その情報を得るためには、見ることコミュニケーションが必要です。

コミュニケーションは他者に頼る部分もあり、どうしても間に合わない場合やミスが起こります。

その点、目視できる範囲であれば起こりうることは予想できるし、自分1人の力でカバーすることができます。

コミュニケーションは非常に大事ではありますが、まずは自分が余裕を持って周りを見ることを意識しましょう

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。