バスケにおける視野の広さ~オフェンス編~

オフェンス スキルアップ 関野 日久

オフェンスでもディフェンスでも相手をしっかり見るということはとても大切です。

今回は特にオフェンスにおける視野の広さの重要性について解説します。

オンボールでの視野の広さ

オンボールでもオフボールでも視野の広さというのはすごく大事です。

  • 味方を見ること
  • ディフェンスを見ること
  • スペースを見ること

など、いろんな場所を見る必要があります。

1on1の場合

まず、“1on1をする”という選択をするにあたって、味方がどういうスペーシングをしているかを見る必要があります。

  • 近すぎるならカバーに来られやすい
  • 合わせが出しにくいから無理ならハンドオフ
  • 遠くにいるならスペースはあるからリングに向かってから展開

などオプションを持つ必要があります。

味方のいる位置だけでなく、

  • カバーに寄っているのか
  • 味方のシューターにへばりついているのか
  • ゴール下の合わせを警戒して下がっているのか
  • フラッシュとカバーを意識した少し高めの位置にいるのか

など、ディフェンスがどのように守っているのかもよく見る必要があります。

また、ドライブしながら

  1. カバーがどう出てきたか、
  2. ローテーションはどこを埋め、
  3. どこが開いたのか、
  4. 味方はダイブしているのか外で待っているのか、

など、アタックしてもなお周囲を感じる能力は必要です。

1on1をしない場合

ボールを持ち、攻め気を見せてはいるが1on1をしない場合は、味方がこれからどう動くのかを見る必要があります。

  • スクリーンやカッティングを使って中に入るのか
  • フレアして3ポイントを狙うのか
  • ハンドオフでボールをもらいにくるか
  • インサイドがフラッシュするか

など、空いているスペースとこれから空くスペース、味方の動きを把握してセットプレーであろうとなかろうと的確なパスをする必要があります。

ボールを持っている場合、自分が勝負するにしろ味方を活かすにしろ、技術と同じくらい大切なのが周囲をどれだけ見ることができるか、ということです。

オフボールでの視野の広さ

オフボールでも周囲を見えているに越したことはありません。

むしろ、近代的なスペーシングを大事にするバスケットをするのであれば、オフボールでこそ周囲の状況を把握することが大切です。

スペースを埋める

ボールの動きに対して、適宜空いているスペースを埋めることができる選手は、合わせでの得点チャンスやフリーでボールをもらえる機会が増えます。

味方のドライブやカッティングによってできたスペースにタイミングよく飛び込めば、ディフェンスは対応が難しいです。

逆に、適切なスペースに人がいなければ合わせは出せず、オフェンスは潰されたりチャンスが無駄になったりしてしまいます。

スペースを開ける

スペースを埋めることもですが、開けることも同じくらい大切です。

  • ドライブに来る味方の邪魔になっていないか、
  • チームメイトの得意なエリアを潰していないか、
  • 無駄にインサイドで長居してカッティングやポストプレーの邪魔をしていないか、

など、周りがしたいことに気づいてスペースを開けることができるプレイヤーは、直接得点に関らずともチームにとっては非常に使いやすいプレイヤーです。

オフボールの時も、どうすればチームが得点を取れるのか、今のオフェンスで主役になるのは誰なのか、を判断したスペーシングが取れる選手は安心して出場させることができます。

そのスペーシングを作るためには、ディフェンスのしたいことオフェンスのしたいこと、それぞれをよく理解し観察することが必要です。

まとめ

ボールハンドリングやフィジカル、シュート力といった技術も非常に大切ですが、それらを活かすためには視野の広さという力もまた必要です。

「味方と相手をよく見る」という意識で、ある程度改善できる部分なので普段の練習から心がけるところから始めてみましょう。

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。