【バスケ】アウトナンバーとは?知識が深まる!意味や戦術まで詳しく解説

オフェンス スキルアップ ヒヤマ ココロ 戦術 練習法

バスケ用語に「アウトナンバー」という言葉があります。試合の解説実況では必ず使用されているので、聞いたことがあるという人もいるのではないでしょうか。

しかし、このような専門用語は、意味や状況を理解していないと何のことなのかサッパリわからないですよね。練習していても、理解なしでは身に付けることができません。

この記事では、初心者でもわかるアウトナンバーの意味や、具体的なシチュエーションについて詳しく解説します。最後まで読み込んで、バスケをもっと楽しみましょう。

アウトナンバーとは

アウトナンバーとは、オフェンス人数が優位的な状況のことです。分かりやすくいうと「3対2」や「2対1」のように、攻撃においてオフェンスがディフェンスの人数よりも多いシチュエーションのことを指します。

例えば「5対4」「4対3」もアウトナンバーに当てはまりますが、実際に試合で起こりやすいのは、最初に伝えた「3対2」「2対1」です。

このような状況になれば、オフェンスは高確率で得点に結びつけることができますよね。そのためにも、意識的にアウトナンバーの状況を作る動きが求められます

アウトナンバーが発生するタイミングは?

試合中、アウトナンバーになりやすいタイミングを説明します。

  1. 相手のミス、味方のスティールからの速攻
  2. ディフェンスリバウンドからの速攻

それぞれの状況について、具体的に解説します。

相手のミス、味方のスティールからの速攻

まずアウトナンバーが発生しやすいのは、相手のミスや味方によるスティールから速攻につないだ時です。状況からもわかるように、自分のチームがディフェンスをしているときに起こります。

攻守が切り替わるタイミングは、速攻やカウンターが狙いやすいですよね。ボールを奪った瞬間に自チームのメンバーが走り出すことで、フロントコートにおいて人数を優位にすることができるのです。

また、アウトナンバーを発生させる率を上げるためには、早いタイミングでのミスやスティールをねらうことが大切です。相手がスリーポイントラインに来るまでに攻守交代できると、高確率でアウトナンバーを引き起こすことができるでしょう。

ディフェンスリバウンドからの速攻

つぎにアウトナンバーが発生しやすいのは、ディフェンスリバウンドから速攻につないだとき。先ほどの「ミス、スティール」と同様に、攻守の切り替えをねらった戦術です。

この場合、走り出した仲間にロングパスをつなぐことで、アウトナンバーの状況をつくることができます。いかに素早くリスタートできるかがポイントで、とにかく「奪ったら走り出す」ことを全員が心に留めてプレーすることが大切です。

アウトナンバーは焦らず確実に

アウトナンバーになると、ディフェンスも必死に追いかけてきますよね。「早くシュートしなきゃ」と思うがあまり、ひとりでレイアップに持ち込んでしまう人がいますが、焦りは禁物です。

焦りやプレッシャーを感じると、たとえ優勢であってもシュートを外してしまい、せっかくのチャンスを台無しにする可能性が出てきます。

チームが優位な立場であることを認識し、必要であればパスをつないで確実にシュートを決めることが大切なのです。そのためにも、アウトナンバーを意識した速攻練習を行うようにしましょう。

アウトナンバーを楽しむために

アウトナンバーの状況が作れれば、高確率で得点に結びつけることができます。必ず誰かが浮いているので、相手をゆさぶるようにパスをつなぎシュートに持ち込みましょう。

コートを上から眺めるような気持ちで心に余裕があると、もっとアウトナンバーの状況を楽しむことができるはずです。

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この記事を書いた人ヒヤマ ココロ
バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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