【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.90「ランニングジャンプのコツ」

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こんにちは、梅原淳です。

前回のゴール下ジャンプシュートに続き、今日も同じくジャンプをテーマに話していこうと思います。

バスケットボールでのジャンプと言えば、走りながらステップを踏む「ランニング・ジャンプ」があります。

走って加速をつけ、ワンステップもしくはツーステップで踏み切って、陸上競技の幅跳びや高跳びのようにジャンプする動きが頻繁に行われます。このモーションからシュートへもっていくわけですよね。

バスケットボール選手であれば、この運動技術は当然できなくてはいけないし、よりハイレベルなランニング・ジャンプを身につけることが望まれます。

もっとも簡単な動作のポイント

さてこのランニング・ジャンプですが、じつは苦手な人が多いんじゃないでしょうか。

苦手というよりも、高い能力を持っていない人が多数という表現が正確でしょうか。

ジャンプ力の高い選手は、バスケットボール選手だからといって多いわけではありません。

でも跳べる能力は絶対的に必要です。このズレをなんとか解消したいと思って、私はいつもトレーニングでジャンプ練習に多くの時間を使っています。

とくにランニングからの踏み切りは、両足ジャンプより難易度が上です。出来る人にとっては「どうして?」という感じですが、跳ぶことが苦手な人は走る動作から跳ぶ動作への変化をつくることができないのです。

この動作変化については、前回のレポートでも細かく解説しました。

じゃあ教えるのも容易じゃない・・・と思いきや、簡単なんです。

まず次のコツを練習してみてください。

  1. ワンツーステップの2つ目の足を長くする
  2. 床を蹴るのではなくて、押さえて上に持ち上げる

これだけでバッチリです。

はじめは(1)だけで良いですから、ステップのしかたを繰り返し練習してください。一歩目の踏み切りよりも二歩目の踏み切りを長く間をあけて、より前に足をつきます。

ほとんどのケースでは、二歩目が小さいか、どちらも同じリズムになるはずです。どちらでもなく、たぶんやったことのない踏み切り方だと思いますが、二の足を前へ伸ばして遅れ気味に床をとらえます。

言葉だけだと分かりづらいかもしれません。動画で見てみましょう。

(動画1)

一の足よりも二の足を長めにしているのが見えるでしょうか。早めに二の足をついてしまっている人は、踏ん張りがあまり利いていません。力の無いジャンプになっていますね。

ただ今回の動画では、ほとんどの選手が長い二の足をつくれているようです。私も再度確認して気がつきました。

動画内の彼らの場合は、2つ目の要素が課題なのだと思われます。

別の動画を見てみましょう。一人の選手のジャンプです。

(動画2)

どうでしょうか。あくまで印象ですが、ギュン!と上へ伸びているように見えませんか?

彼は身長160cm台の中盤だと思います。しかもこの練習では、走ることをしないで踏み切りのツーステップのみを練習しています。

たったツーステップだけで、160cm台の選手がリングにもうちょっとで触れそうなジャンプをしています。素晴らしいジャンプ能力です。

彼は前述のふたつのポイントをほぼ完ぺきにマスターしていますね。高校一年生ですから、筋力はさほど高いとは言えません。きっと跳び方のコツをなんとなく感じ取って、見事に身体で表現できるようになったのでしょう。

とても躍動的な伸びのあるジャンプだと思います。

あなたもぜひふたつのコツを身につけて、かっこいいジャンプマンになってください。楽しみにしています。

こんなに跳べるようになった!という写真や動画なんかも、ぜひ撮って送ってくださいね。

今日も最後まで読んでくれて有難うございました☆

あなたからの質問、疑問、お悩みをお待ちしています。事務局にメールで送ってください。このレポートにて、心を込めて解説いたします!

ではまた次回をお楽しみに。

(了)

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この記事を書いた人:梅原淳梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。