【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 トレーニングレポート No.88「女子はもっと俊敏に動ける」

スキルアップ トレーニング 動画 指導者 梅原淳 育成法

僕は女子を応援しています。思いっきり旗を振ります。もう松岡修造バリです。

それはべつに贔屓とかそういうことではなくて、日本の女子信仰に「女性だから能力が無い」という決めつけが古くからあって、それが為に大きく舵取りを誤った奇妙な技術指導やトレーニングが全国的に根付いているからです。

素人がコーチしているから、ジュニア期だからということではありません。

超玄人のコーチが社会人からミニバスまですべて含めて「女は男と違って能力が無いから」ということを信じ、それを前提とした補完のプレイ技術を軸にしたレッスンをおこなっています。

だからもうはじめから運動能力には期待しないし、そんなもの女子にはできないと断じているので、肉体的な可能性を引き出すこと、伸ばすことは完全に頭から飛んでいます。

その大きな思い違いをぐるっと回して変えるために、あえて「女子の能力」と言って積極的に強調して目立たせようと考えました。

みんな未だに女子は能力が低い、女子にはできないと思い込んでいます。長く女子界に携わる人ほど、それが強固です。

どうしても、女性アスリートを低い場所に置いておきたいようです。

でも残念ながら、女子の能力は思いきり高く、見事に輝いています。あなたがどれだけ否定しようとも、次々に素晴らしい女性アスリートが僕たちの目の前に現れてきますね。

その人物だけの特別な話で、世間一般には当てはまらないと言いたいですか?

それも違います。

トップ1%だけじゃなく、世界的な規模での話でもなく、日本の普通の女性が運動能力をいま、どんどん開花させています。

普通の女子高生、女子中学生、女子小学生でも、できると信じてそれが当たり前の感覚で運動、スポーツをしていくと、すごい能力を身につけてしまいます。

少なからず、これまでの鈍くて弱々しくて不器用みたいな印象で女性の運動を見たら、そのイメージとのギャップに驚くはずです。現代の子たちは、それくらい以前とはベースが違います。

だからあなたも、もっとできると信じてどんどんチャレンジしていきましょう。女子にはできる!とイメージすることが、たったそれだけが可能性を引き出す方法です。

運動のベースに男子的も女子的も存在しません。これからはまず、でき得るかぎりの底上げを目指すべきです。

今回の動画は、女子の走るスピード、俊敏性に焦点を当ててみました。

これくらいは実績や経験値など関係なく、誰でもどんな人でも積み上げていくことでちゃんと身体に備わります。

日本の平均的な女子選手たちがハッスルしている様子をご覧ください。

ガンバレ女子!!

動画1

動画2

動画3

※おまけ

別の用途で使う予定の動画です。これは走る動画ではありませんが、脚の動きの軽やかさ、素早さという点で参考になればと思いましたので、特別にアップしておきます。

動画4

(了)

この記事を書いた人:梅原淳梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。