【バスケ】ボールに慣れる!初心者向けドリブル練習Part2
前回は、その場でのドリブル練習としていくつかの練習方法をご紹介しました。
➡【バスケ】ボールに慣れる!初心者向けドリブル練習Part1
今回も引き続き、ボールに慣れるための練習を見ていきましょう。
少しレベルアップしたドリブルや、ドリブル中にボールを取られないためのテクニックを説明しています。
ぜひ、練習のひとつとして取り入れてみてください。
前後のドリブル
両足を縦に開き、ボールを片手で前後に動かす練習です。
- 前で止める
ボールが前に弾んだとき手のひらをボールの前まで出して、しっかりと止めます。 - ボールを引いてくる
手首でボールを引っかけるようにして引きます。身体の中心に近い位置で弾ませましょう。 - 手をすばやく後ろへ
手をすばやく後ろへ動かしてボールを捉えます。手から離れる時間を短くすることがコツになります。 - 勢いを吸収して止める
ボールの勢いを吸収して止めます。
指先を下に向け腕を前後に大きく振ると、面を広く捉えることができるのでボールを大きく動かすことができます。
ボールが前に行ったときは手のひらをボールの前に、後ろに行ったときはボールの後ろにします。
反対の腕は体の前に置き、ディフェンスからボールを守る姿勢を心がけてください。
ディフェンスがカットにきたときに、後ろにすることで逃れることが可能になります。
フロントチェンジ
フロントチェンジとは、体の前方で右手から左手へ、左手から右手へとボールを移動させるテクニックです。
- 反対の手で迎えにいく
反対の手をボールの近くにおいて迎えにいきます。ブロックの役割も果たすことができます。 - 低い位置で離す
できるだけ低い位置でボールを離します。 - 離れている時間は短く
ボールが手を離れてから、反対の手で取るまでの時間はできるだけ短くしましょう。 - 横へ大きく振る
ボールの勢いを吸収しながら、腕を大きく横へ振ります。コントロールミスには注意してくださいね。
ボールをコントロールする基本的な練習ですが、上達するためには重要です。
ポイントは、ボールを横の面で捉えてボールをコントロールすることです。
ボールは横に動かしますが、身体の軸は常に中心に置いたままにします。
軸が左右にぶれると、次の動作にすぐに移すことができないので注意が必要です。
ビハインドザバック
ビハインドザバックとは、背後を通して逆方向の前側へボールを運ぶドリブルのことです。ディフェンスにとって厄介なドリブルテクニックのひとつです。
- 腰を落とす
パワーポジションよりも腰を落としてお尻の下に空間をつくります。 - 手のひらを太ももに当てる
ボールを離すとき、手のひらを太ももの付け根に当てると、ボールの強さや軌道が安定します。 - 逆の手でとる
逆の手は反対側で持ちかまえておいてとります。これを連続しておこないましょう。
ターン
ターンとは、ボールマンがディフェンスと対抗しているときに、片足を軸足として、そこからもう一方の足を動かす技術です。
- パワーポジションでドリブル
ディフェンスが正面にいる状態を意識しながらドリブルをします。 - ボールを引く
反対の腕でボールを守りながら、ドリブルする手のひらをボールの前に入れて引きます。 - 90度ターン
軸足は動かさず、踵を上げて親指のつけねを軸に回転しましょう。 - ボールを守る
相手は軸足の傍にいます。オフハンドと身体の幅を使ってボールを守ります。
ドリブル中にボールを奪われないための重要な動きとなります。
できるようになったら、「プル・プッシュ」からつなげて練習してみてくださいね。
身体の幅でボールを守る「プロテクトスタンス」を作ることと、オフハンドが大切です。
まとめ
ディフェンスにとって手の届かないところでボールを扱われるのは、とても厄介なことですよね。
ポイントは、視線を常に正面に向けたまま、ボールと身体を一緒に動かしてディフェンスから1番遠い位置に持っていくことです。
ドリブルテクニックを磨くことは、ディフェンスを困らせるための重要な練習です。
ボールが手に馴染むまでは難しいように感じるかもしれませんが、繰り返し練習をしてマスターしていきましょう。
ビーレジェンドプロテイン「スポーツ&ウェルネス」の 詳細はこちら