食べるトレーニングを考えよう!「免疫力をつける冬の果物〜ミカン〜」【梅原トレーナーのからだづくり哲学】
こんにちは、梅原淳です。
食事で免疫力をつけて、ワクチンだけに頼らず「自分でからだを守る」ことをテーマに、冬の果物をご紹介しています。
前回はリンゴでした。今日はミカンをお勧めしたいと思います。
どちらもありきたりな果物ですが、なぜそんなものをわざわざレポートで書くのか、誰でも知っているような話をして何の意味があるのかと、そう思われる人もいるでしょう。
その理由はシンプルで、どこにでもある食材であること、誰でも聞いたことのある話であること、それと実際に活かしていることは大きな違いがあるからです。
あなたは食生活においてこれらを食べていますか?
ミカン、誰でも知っています。家にもあるかもしれません。リンゴだって同じです。あまりにも当たり前の食べ物です。
ではそれを1日1個、食べていますか?
たった1個ですけど、振り返っていつ食べたでしょう。
昨日食べたよって人がいたならば、この旬の冬季にミカンとリンゴを積極的に常食しているかどうか、そこが大事なところです。
ごくたまに口にするくらいは誰だってあるでしょう。
そうではなくて、毎日の白飯や肉魚と同じように、リンゴとミカンをたった1個だけでも食べていると、それは免疫力アップが現実のものとなります。
そうではない場合が増えていると懸念して、実践することを前提としてレポートしているのです。
ミカンが家にない時代
さて今回は「ミカン」をお勧めします。どの家の食卓にもあるものです。
でもあなたのお家にミカン、ありますか?
もしかしたら「あんまり食べないなぁ」という人もいるのではないでしょうか。
時代が進めば、当然暮らし方も変わっていきます。昔は食卓やコタツの上に必ずあった定番のミカンが、今はほとんど口にする機会がないというお子さんも決して少なくないでしょう。
ひとつには、いまや果物が流行りのスイーツ的な印象となり、強い食欲が湧いたときに興味をもって食べるもの、流行りのものとなったことが考えられます。
これはごく個人的な意見ですが、昔のように「普段から口にするもの」では無くなっているように思います。
稀に1個2個食べたところで、もちろん薬ではありませんから、それでからだの防衛力は変わりません。
ちょっとずつ日々食べていって作られていくのが自然の摂理ですので、ぜひミカンを毎日食べてみましょう。とくに負担もないので、現実的に行えるし続けられることです。
食べることを習慣にすることができる、それが果物を紹介する理由です。とくにミカンは皮を剥く作業が簡単な分、リンゴよりさらに簡単です。
ミカンと言えばこれ
抗酸化とか疲労回復といったワードで、必ず耳にするのが「ビタミンC」ですね。
柑橘類にはビタミンCが多く、レモンは酸っぱすぎで食べづらいし大きめの柑橘(甘夏・八朔など)は皮が厚くて包丁を使う手間が必要だったりします。
なんでもかんでも面倒くさがっていてはいけませんが、習慣のない人が少しずつ手に取れるようにするためにはそれも必要なことで、ミカンは小さなお子さんでも手で簡単に皮を剥けます。
目の前にあればどんな人でも手間なく食べることができますから、ビタミンCを手軽にかつ毎日摂る方法としてミカンが使いやすいでしょう。
余談ですが、わが家の3歳の息子も離乳食の頃からミカンはじめ大きめの柑橘だってよく食べています。糖分が多すぎて甘いものより、酸味が強いものを選ぶようにしています。
リンゴもミカンもクエン酸とビタミンCが含まれていて、その他のミネラルや食物繊維なども当然、含有量に差はあれども似たような栄養素の構成になっています。
実践だけが結果を出す
疲労回復と抗酸化、この解りやすいふたつのキーワードで、コロナ禍に自前で行える免疫力づくりを書いてきました。
そのなかでシンプルにクエン酸とビタミンCを取り上げましたけれども、リンゴとミカンよりもそれらの含有量の多い食材はありますし、栄養成分は他にもたくさんありますから、興味のある方はさらに深掘りしてみてください。
大切なことは、成分の質や量の良さではなくて、私たちが日常的に実践することです。しないことには何も起こりませんし、さらに長く続けられて好転するものですから、それを第一に考えて今回レポート致しました。
リンゴもミカンも旬の時期です。熟れて甘さが増していると思いますから、甘みが好きな人には打って付けのタイミングです。
まだまだスーパーでたくさん売っていますので、どうぞ手に取ってみてください。実践あるのみです。
コロナに限らず、健康で強いからだを養い、病を寄せ付けず、みなぎって毎日を過ごしましょう!あなたの健やかな毎日を、心から祈っています。
最後まで読んでいただき有難うございました。
(了)
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