【武学籠球】百人百派と自分の価値に氣付く

みなさん、こんにちは！
坂口慎です。

ここまで三回にわたり、武学の応用についてやっていきましたが、いかがでしたでしょうか？

紹介した応用例は主要なもの３つなので、他にも応用しようと思えばいろんなところに応用することができます。

いくつか挙げておくと
・ポストディフェンス
・ダブルチームへの対応
・チームビルディング
・選手への指導
などなど。

それぐらい様々なことに応用できる武学ですが、今日は武学を応用する上で忘れてはならないことについてお話しようと思います。

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百人百派と自分の価値に氣付く
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先ほどお話ししたように武学はあらゆることに応用が可能です。

しかし、ここで陥りやすいのが
「武学はすごすぎる！」
「武学が最高だ！」
となってしまうことです。

 

「実際すごいからいいんじゃない？」と思うかもしれませんが、

すごい！最高！ということは「他のものが武学よりもすごくない」ということになってしまいます。

そうすると、武学以外のものを取り入れなくなってしまいますし、武学以外のものが寄ってきたときに排除しようとします。

これは武学以外のものでも同じことが言えると思います。

なにか自分の中で「正しい」を創り上げると、それ以外は「間違っている」に変換されることが多々あります。

 

それが結果的に批判や誹謗中傷などに繋がっていく…
そんな光景は現代では至る所で見受けられるのではないでしょうか？

 

「〇〇という理論は間違っている」
「このやり方が正しい」
「いや、こっちが正しい」
などなど…

確かに自分の中では「正しい」かもしれませんが、自分と同じ人間は一人としていません。

武学の考え方で「百人百派」とあるように、百人いれば百人の流派(やり方)があります。

それを常に念頭に置いて、自分の中での「正しさ」を見つけるために、すべてを取り込む柔らかい身体を持って実践検証を繰り返していきたいですね。

 

また、もう一つ重要なことがあり、武学は確かにやればやるほどすごいのですが、一番すごいのはそのすごいことをやれてしまう「自分たち自身」であることを忘れてはいけません。

僕の師匠も口がすっぱくなるほどおっしゃいます。
「武学は単なるツールにすぎない」
「武学は自分に氣付くための方法」
だと。

どうしても何かを学び、目的を達成できたとき、その学んだこと自体がすごいとなりがちですが、

「学び、実行し、体現できたのは誰ですか？」って話です。

「私です。」よね。

そして、そのできたことは学んだからできたのではなく、「もともとできる」ことに氣付いただけです。

普通は学ぼうとするとき自分がまだまだ未熟だから学ぼうとしますが、武学のスタートは「自分はもともとすごい」のでそれに氣付くために学び、日常で活かすことを考えます。

「自分がすごいからできた」という考え方を持っておけば、ツールやノウハウなどに振り回されることはなくなり、本当に自分に合ったものを観つけていけることでしょう。

 

武学には自分に合ったものを観つける術が盛沢山なので、そこも今後伝えていきたいですね。

今回は武学で進めていきましたが、これはどんなことを学ぶ上でも当てはまることです。

 

少し難しい話になりましたが
・百人百派
・自分はもともとすごい
というお話でした。

読んでいただきありがとうございました。

 

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