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【小谷コーチのバスケットボールを分析しよう!】ボックススコアの項目から読み取る

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こんにちは!小谷究です。
私は現在、流通経済大学スポーツコミュニケーション学科で助教を務めています。
また、同大学バスケットボール部を指導しています。

このメルマガでは、バスケットボールを分析する方法について一緒に勉強して行きましょう。

ランニングスコアでは成功した2ポイントショットの本数を把握することができましたが、この項目が設けられているボックススコアはあまり見られません。
しかし、前回、少し触れましたが、「FGM」から「3PM」を引くと2ポイントショット成功数である「2PM」を導くことができます。
また、「FGA」から「3PA」を引くと2ポイントショット試投数である「2PA」を導くことができます。
さらに、「2PM」を「2PA」で割ると2ポイント成功率である「2P%」を導き出すことができます。

【ゴール近辺において危険なプレーヤー】

ランニングスコアではフリースロー成功数「FTM」を把握することができましたが、フリースロー試投数である「FTA」を把握することができませんでした。
ゴール近辺でショットを放つプレーヤーはパーソナルファウルをされる可能性が高く、フリースローで得点する機会が多いことから、ランニングスコアで「FTM」が多いプレーヤーは、ゴール付近に果敢にボールを侵入させて、もしくはゴール近辺でボールをレシーブしてディフェンスプレーヤーから逃げることなく力強くショットを放つゴール近辺において危険なプレーヤーであることが予想されることを紹介しました。

しかし、ボックススコアでは「FTA」を用いたほうが、ゴール近辺において危険なプレーヤーをより正確に把握できます。

例えば、10回のショットファウルを獲得し、20本のフリースローを放った、つまり「FTA」が「20」あったとしても、フリースローが1本も成功しなければ、「FTM」は「0」になるからです。

しかし、「FTA」が「20」もあることから、ゴール近辺において危険なプレーヤーである可能性がかなり高いです。
「FTM」ではこのようなケースの場合、ゴール近辺において危険なプレーヤーを見逃してしまいますが、「FTA」では把握することができます。
したがって、ボックススコアでは「FTA」を用いてゴール近辺で危険なプレーヤーを分析することになります。

それでも、チームファウルが5個を超えている状態でファウルをされて獲得したフリースローなのか、ショットファウルで獲得したものなのか、または、ファウルをされて放ったショットが外れて得たものなのか、バスケットカウントで獲得したものなのかを把握することはできません。

ボックススコアでは、こうした限界を踏まえて数字を分析する必要があります。あなたのチームの「FTA」はどのくらいでしょうか。
全くないのであれば、もっとパワープレーを仕掛けることで相手チームに脅威を与えることができるかもしれません。

 

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