【バスケ】史上最高の選手が持っていた、空中でのファンタスティックなプレー
オフェンス シュート スキルアップ パス ライター 練習法 関野 日久
ジャンプにおいて大切なこととして、全身の力を伝えて地面を蹴り飛び出すこと、怪我を防ぎ、次の動きにスムーズに運ぶための着地が注目されることが多いです。
もちろん、2つとも大切なことではありますが、実際の試合中にはこれに加えて、パスや相手をかわしてのシュート、など空中で行う動作も生まれます。
NBAで史上最高の選手と言われるマイケル・ジョーダンの最も得意なプレーは、空中でのボールハンドリングからのシュートやアシストです。
空中での華麗な動きからのダブルクラッチなどは特に観客を大きく沸かせるプレーでした。
今回は空中で行えるグッドプレーとそれに必要な能力を解説します。
空中でのプレー
基本的に、リングに向かってジャンプする理由はシュートを狙う、もしくは狙うフリをするためです。
着地するまでに自分と味方、ディフェンス、リングの関係を見てプレーを選ぶ必要があります。
空中でのシュート
レイアップまで持っていくことができるなら、シュートを打つことを考えるべきです。
この場合、考えなくてはいけないのはディフェンスが来ているかどうかです。
もし、ディフェンスがタイミングよくブロックに来ているのならパスや、ダブルクラッチなどの難しいプレーをする必要があります。
逆に、カバーディフェンスが遅れて来ており相手より先に自分が跳べているならばまっすぐレイアップに向かいましょう。
もし遅れてでもブロックに来るようなら慌てず、空いている手でボールを守り、ファールをもらいながら決めるチャンスだと捉えましょう。
空中でのパス
自分のマークマンを抜きレイアップに向かったところゴール下のカバーディフェンスが素早くブロックに来た、そういうときは落ち着いてフリーの選手にパスを出しましょう。
1番に考えられるパスの出し先としては、カバーディフェンスのマッチアップの選手ですが、相手チームのディフェンスの意識が高い場合、ローテーションしてカバーダウンをしているはずなので対角にいるアウトサイドの選手へのパス展開を狙いましょう。
️空中でのプレーに必要な能力
上記のようなシュートやパスを打つためには、多くの技術が求められます。
空中での身体操作
ジャンプした状態だと地上にいる時に比べて踏ん張ることなどの足の力を使うことができないため、他の部分で補う必要があります。
体幹に力を入れ、体の軸を意識し、上半身をブラさないことで足の力を使わずともぶつかってもシュートを打つことができ、強いパスを出すこともできるようになります。
空中での視野、状況判断
ジャンプする前に相手ディフェンスの状況や味方の位置を確認しておければベストですが、ドライブに必死でジャンプしてから周りを見ることも少なくありません。
リングにだけ集中するのではなくディフェンスの手はどう伸びているのか、カバーやローテーションはどのように動いているのか、味方はどのような合わせの動きをしているのかなどを確認し、シュートを打つのか、パスを出すのか正しい判断をする必要があります。
パスを出す際は、必ずしもそのパスがラストパスではなく、ローテーションのズレをつくためにその後に1つ2つとパスが続くこともあるので、シュートの意識は大切ですがパスを出す際は迷わず出しましょう。
おわりに
今回は空中でのプレーと判断について解説しました。
空中は、着地するまでに何かしなければいけない、というピンチでもありますが、華のあるダブルクラッチや絶妙なアシストを生み出すチャンスでもあります。
適切な判断をすることで得点へ繋ぐことができるので、シュートの技術、パスの技術だけでなく冷静に相手を見て観客を沸かせるプレーを目指しましょう。
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