【バスケ】基礎練習にオススメ!ツーボール対面パス
パスの練習法について、悩んでいる指導者の方は意外と多いんです。
特に、バスケ初心者やミニバス選手に向けた、簡単だけど効果がある、少し難しいけどやれば上達する…
そんな練習メニュー「ツーボール対面パス」をご紹介します。
チェストパス-バウンズパス
二人のタイミングを合わせてパスを交換するメニューです。
正確性とタイミングの良さを求められます。
- 二人がそれぞれボールを持って対面する(二人の距離は、選手の能力に合わせる)
- 一人がチェストパス、もう一人がバウンズパス
- 一定回数行ったらパス種類を交換する
練習方法は、上記のとおりになります。
ポイントは、
- お互いのタイミングを合わせる
- キャッチしやすいパスを出す
- パスを出した後、すぐに次のキャッチする体勢を取る
感覚がつかめてきたら、少しずつスピードを上げていきましょう。
また、慣れてきたら距離も少しずつ伸ばしていきましょう。
サイドハンドパス-サイドハンドパス
- 二人がそれぞれボールを持って対面する(二人の距離は、選手の能力に合わせる)
- お互いに同じほうの手でサイドハンドパスをする
- 一定回数行ったら反対の手も行う
今度は、お互いにバウンズではなく直接届くパスをし合います。
これは、手から離すとすぐにボールが来る感じになるので、正確なパスと素早いキャッチ体勢が必要になります。
こちらも(1)と同様に、感覚がつかめてきたら少しずつスピードを上げていきましょう。
また、慣れてきたら距離も少しずつ伸ばしていきましょう。
うまく合わせるコツ
お互いに声を掛け合いながら、テンポよくリズミカルに行いましょう。
それと、ボールにばかり気を取られずに広い視野を持って行うことで、出すほうのボールと受けるほうのボールの両方が見えるようになるので、試合中の視野のトレーニングにもなります。
回数は?
選手やチームのレベルに合わせて行うといいですが、目安は20回×3セットくらいで行いましょう。
1セット(20回)は、ミスなく続くように繰り返し練習しましょう。
低学年などの小さなお子さんは、例えば5回とかでもいいですね。
そこから、少しずつ回数を増やしてスキルアップを図りましょう。
1回でも増えたら、そのペアを思いっきり褒めてあげてください!(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、ミニバスやバスケ初心者にオススメのパス練習メニューをご紹介しました。
普段は、コートにボール1個しかないところを2個で行うことで、パス・キャッチ・視野・正確性などをいくつものスキルを一度に練習することができます。
ぜひ、練習や指導の参考にしてみてください。
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