【得点の取り方】インサイドのダブルチーム対策【攻め方】

スキルアップ 倉田 伸司 戦術

こんにちは。

本日は、中(インサイド)を固められたときの

効果的な攻め方についてご質問をいただいたのでご紹介させていただきますね。

【質問】

中が固い時の攻め方は何がありますか?

インサイドのダブルチーム対策

いつもありがとうございます。

早速、ご質問に答えさせて頂きますね。

今回は、ゾーンとは違う形で、中を固められたときの攻め方についてご紹介させて頂きますね。

一般的に中を固められるというのは、センタープレイヤーへのダブルチームが多いです。

外からのシュートへの対応は諦め、シュートが外れたときのリバウンドを全員で取り、確実にオフェンス権を手に入れる。

こういったチームへの対応としては、悪い展開になるパターンは考えてみます。

1つ目は、あなたも行っているかもしれませんが、3P~ミドルレンジからのシュートを打つ攻め方です。

しかし、この攻め方には「あるコツ」があります。

そのコツは『シュートを打つ位置』です。

一般的にダブルチームを敷かれている場合、ドリブルで中に切り込むか、センターからのパスに合わせてシュートを打つ。

しかし、ドリブルで中に入ってしまうことは、相手が集まっている場所に自ら飛び込んでしまうのでかなりリスクが大きい攻め方になります。

ドリブルやパスが得意でない選手が行った場合、かんたんに相手に取れれてしまい、最悪の場合、カウンターを簡単に行われてしまう可能性があります。

次にセンターからのパスを受けて打つシュートですが、このプレーが成功しない理由として「パスした位置から動かない」という選手が多く見受けられます。

動かないということは、相手からすればマークマンの位置、ダブルチームしている選手からの距離などをかんたんに把握できるため、非常に守りやすい選手となります。

要は1人で2人守られているわけです。

これでは、シュートを打つときにすぐにチェックに入られ、プレッシャーを感じながらのシュートとなります。

そこで、今回のご質問に対する解決策として僕はミドルレンジからのシュートをオススメします。

複雑な動きやプレーは必要ありません。

センターに入れたボールを返してもらい打つだけです。

ただ、先程説明した、悪いプレーとは“ボールをもらう位置”が違います。

少しイメージしてみてください。

例えば、45度のポジションからボールを入れた場合、いつもならそのままの位置ですが、このボールをもらう位置を0度のポジションまでズラしてみましょう。

するとディフェンスはどうでしょうか。

ゴールに向かって左側の45度ポジションならば、ダブルチームを行う位置は基本、センターの左側にいるはずです。

あなたが「少しだけ」移動するだけで、あなたのディフェンスはセンターのスクリーンが自動的にかかる位置から、最長距離を移動してシュートチェックをしに行かなければなりません。

このように、もしも相手に中を固められているのならば、外側に作られる「ディフェンスが守りにくい空間」を有効的に使うことで簡単に攻められることができます。

相手チームが中を固めたときには是非、この攻め方を行ってみてください!

ご質問者さんのご活躍をお祈りしています。

頑張ってください!

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