流行りの技術!ステップバックシュートの打ち方

オフェンス シュート スキルアップ 練習法 関野 日久

ここ10年ほどですっかりNBAでも定着したステップバックシュート。

もともとドライブからペリメーター付近で使われることが多かったシュートですが、今ではボールキープや仕掛けの状態から3ポイントのステップバックシュートを打つ選手も少なくありません。

日本人でも、現在アメリカ挑戦中の富永啓生選手もこれを武器にウィンターカップで1試合平均39.8得点を記録し得点王に輝きました。

今回はステップバックシュートの種類と打つ際のポイント、打つべきでない人について解説します。

ステップバックシュートの種類とポイント

ステップバックシュートには2つの種類があります。

ホップとそのポイント

ステップバックをする際にジャンプをしてバックする方法です。

足をしっかりと蹴る脚力が必要ですが、ドライブなどで前へ進んでいる時や足を前に踏み出している時でも使える点が強いです。NBAではジェームズ・ハーデンがよく使用しています。

ホップをする時は足の向きが正面に向いていると後ろに飛びにくいので少し内に向けるようにします。

また、足と膝、股関節の向きや動きを合わせることでより大きくホップすることができます。

また、それらの向きがバラバラになると怪我のリスクが高まるので不可欠な要素でもあります。

また、ホップはジャンプを挟むので脱力もしやすく、リズムも取りやすいですが高く飛ぶ必要はなく、それよりも速く飛ぶようにしましょう。

高く飛ぶと着地してシュートを打つまでの時間が長くなってしまい、ディフェンスにプレッシャーをかけられてしまいます。

スライドステップとそのポイント

ジャンプをして下がるホップに対して、スライドステップで重心移動を後ろに滑るようにすることで行うのがスライドステップです。NBAではルカ・ドンチッチがよく使用しています。

滑らかに動作を行えばディフェンスの反応は遅れてしまい、ホップのように両足が浮く瞬間もないので、ディフェンスが読んで詰めてきたらドリブルを続けてカウンターで抜く、なども可能です。

また、歩幅の大きい選手であればホップよりも少ない力で大きく後ろに下がることができます。

スライドステップのポイントはとにかく重心を上手く動かすことです。

思い切り地面を蹴るというよりは、前に足を出すのと同じように後ろに自然に足を出して下がります

初めからドライブの際にするのは難しいので、その場での後ろへのスライドステップから練習すると良いでしょう。

2つのステップバックはシチュエーションやマッチアップ相手を見て選ぶことができれば、どちらも使えるに越したことはありません。

しかし、ステップバックはNBA選手でさえ両方を使いこなす選手は少なく、難しい技術です。どちらか片方を習得するだけでも大変なので、半端になるくらいなら片方を練習しましょう。

ステップバックを使うべきでない人

そんな難しいステップバックシュートには使うべきでない人もいます。

距離が出せない人

シュートを打つ前の最後のステップを後ろに引くことから、体の使い方がうまくなければどうしてもシュートの飛距離は出しにくくなります。

そうなった時に怖いのがシュートフォームが崩れてしまうことです。

肩や腕の力を無理に使って打とうとすると柔らかいシュートは打てずボールを投げてしまうので確率の悪いシュートになります。

膝や股関節が上手く使えない人

膝や股関節をうまく使えずに無理に体の向きを変えるための大きな力を関節に与えてしまうと大きな怪我につながります。

バスケで最も恐れられる怪我の一つ前十字靭帯の断裂は、足に対して膝が内に入ることで起こる怪我で、ステップバックをする際にしばしば起こる姿勢でもあります。

怪我をするようなプレーは避けれるなら避けるべきなので、足全体をうまく使えない人は無理にステップバックを使う必要はないでしょう。

おわりに

今回はステップバックシュートの2つの種類とポイント、ステップバックを使う際の注意点について解説しました。

1on1では止められないスキルの1つで、スペースがなくともできることから非常に汎用性の高い技ですが、その分難しさやリスクもあります。

十分に技術の仕組みを理解し、練習を重ねた上でプレーしましょう。

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。