最新のバスケで最も狙うべき2つのオフェンス

オフェンス シュート スキルアップ 指導法 関野 日久

例えば体操であれば新しく技が開発されたり、陸上競技であれば記録が更新されたりと、科学や理論の発達によりほとんどのスポーツは進化します

バスケットボールの場合、最も顕著な例として、ここ数年でユーロステップやステップバックなどのステップの技術が大きく変わりました。

ギャザーステップ(0ステップ)という考え方も広まり、豊富なステップの使い方が産み出されたのです。

このような技術の進化とは別に戦術も進化しています。監督やコーチだけでなく「アナリスト」という戦術やデータの研究のスペシャリストなども存在して、これからも進化は止まらないでしょう。

今回は、今最もオフェンスで狙うべき2つの方法をご紹介します。

リング近辺のシュート

1つ目はリング近くでのシュートです。リング近くのシュートを狙うのには多くの理由があります。

  • 確率が高い

最も大きな理由として確率の高さがあげられます。バスケで最も確率の高いフィールドゴールはゴール近辺のシュートです。

しかし、ディフェンスもそれはもちろん分かっているので優先的に守ってきます。

それでもゴール近くのシュートは狙い続けるべきなので、スクリーンプレーやカッティング、ポストプレーなどの戦術はチームでしっかり活用するべきです

  • ファールをもらいやすい

ゴール下でフリーではない場合、ディフェンスはほぼ0距離でマッチアップしていることが考えられます。そうなると、ほぼほぼ接触することが考えられます。

カテゴリーやレベルが上がると、多少のコンタクトではファールが鳴りませんが、「腕が絡む」もしくは「ディフェンスに寄りかかられる」状態などを作り出せると、ファールをもらうことができて相手の負担を増やすことやフリースローでの得点を望めます。

3Pシュート

2つ目は3Pシュートです。

3Pは距離が遠い分難しいですが、1度の攻撃で3点を取れることは非常に大きく、効率の面から現在最も重要視されるプレーとなっています。

  • 高確率であれば高効率

低確率なミドルシュートを打つよりも、ある程度確率は下がろうとも、3Pを狙うことで得点の効率は上がります

わかりやすい例で説明すると、2Pのシュートを30%の確率で決めることができれば10回のオフェンスで6点決めることができます。

対して、3Pの場合10回のオフェンスで6点決めるためには20%の確率で良いことになります。

2Pにはゴール下などの高確率なシュートと、ミドルシュートなどの確率の低いシュートもあります。

実際の試合では、その平均が約40〜50%となることが見込まれますが、3Pは大体同じ距離からのシュートで確率が30〜40%くらいが望まれます。

もし、チームとして3Pを40%決めることができるならば、2Pを60%(実力差がない場合は非常に難しい)決めるのと同じ結果が得られます。

このように3Pシュートは、高効率なオフェンス作りをするポテンシャルが非常に高いのです。

  • ノーマークを作りやすい

先述の通り、ディフェンスはゴール近辺のシュートを守るため、ボールサイドでは自分のマークマンの近く、逆サイドでは(ドライブやカッティングなどのカバーのために)ボールとマークマンの間くらいのポジショニングをします。

ディフェンスにとって1番怖いものはボールなため、それが動くとディフェンスは自分のマークマンへのマッチアップが弱まり、パスが展開されやすくなります。

それを活かし、ディフェンスのローテーションを崩せば3Pエリアでのノーマークシュートは非常に作りやすくなります。

おわりに

今回は現代バスケのトレンドについてご紹介しました。

カテゴリーやレベルが上がればその傾向は強まるので、是非ともバスケIQを磨いて活躍することを願っています。

この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。