【バスケ】シュートの確率、1%にこだわり続ける

オフェンス シュート スキルアップ 指導法 育成法 関野 日久

バスケはシュートを決めることが最も大切なスポーツです。その過程のドリブルやパス、チームの動きも全てシュートを決めるためのものです。

そんなシュートを少しでも多く確実に決めるために、今回はシュートの考え方についてご紹介します。

得点力とはシュートを決める能力によって定まるものですが、ではシュートを決めるためにはどういった部分を詰めれば良いのか、というのを考えていきます。

どんな試合でも勝つために必要なシュートの確率

バスケはピリオドの終わり方にもよりますが、基本的にオフェンスの回数は両チームほぼ一緒になります。

オフェンスの回数が同じなのに点差がつくのは、シュートの確率、2点と3点の割合、オフェンスの終わり方(シュートがターンオーバーか)などが考えられます。

ターンオーバーの数が1チームだけが非常に多い、という場合は、シュートの確率よりもボールコントロールやミスの原因を見つけて改善するべきですが、実力が拮抗する場合はシュートの数%の確率が明暗を分けます。

NBAでは2点が5割、3点が4割、フリースローが8割から9割という高確率が求められますが、日本ではもう少し低い確率でもプレーが可能です。

よく、外国の代表と試合をした際に「フィジカルで負けている」と聞きます。

それも事実ではありますが、こういったプレーの正確性などでも劣っている部分もあります。

逆に言えば身体能力以外の部分で追いつける部分があるというのはとても肯定的に考えることもでき、まだまだ日本のバスケの成長が楽しみでもあります。

シュートを多く決めるためには

では、どうすればシュートを高確率で相手よりも1本でも決められるのか、それは2つの考え方からアプローチができます。

あらゆる状況のシュートの練習をする

1つは、あらゆる状況でのシュートの練習をすることです。

  • フリーのキャッチ&シュートなどの基礎的なもの
  • 1対1からのリング周りでの強いフィニッシュの練習
  • 残り時間が少ない状況でのシュートなどのタフショットの練習

シュートの過程ではなく、フィニッシュの際の技術を練習します。

ブロックを回避することや、シュートのセット、リリースを速くすることで相手を回避し得点を狙います。

体が流れるなどの不利な状況でもリングをしっかり狙ったシュートを打つ習慣を作ることでシュートの確率の向上を目指します。

簡単なシュートを作る

もう1つは、チームとして簡単なオフェンスを作ることです。先にご紹介したのは難しいシュートを決める方法で、こちらは簡単なシュートを打つ方法です。

バスケにおいて簡単なシュートとは、

  • リング近辺でのシュート
  • フリーの状況でのシュート
  • 得意なレンジのシュート

などが考えられます。

これらを作るためにチームで動くのが、ハーフコートでのセットプレーやリバウンドからの速攻です。

リング近辺のシュートを作るためには、バックカットやスクリーンからのカールの動きなどで、リングにアタックする必要があります。

ディフェンスもリングを守る意識は高いので、相手の虚を突いたプレーが求められます。

フリーを作ってシュートを打つためには、ドライブやパスからディフェンスを崩し、アウトナンバー(数的有利)を作ります。

アウトナンバーというと速攻の場面にのみ使われる言葉と思われがちですが、ハーフコートオフェンスや特にゾーンに対するオフェンスの場合は「アウトナンバーを作って攻める」という考え方は重要視されています。

例えばピック&ロールを行い、1人ディフェンスを抑えるとリングに向かって2 対1になります。

他にも、1対1をドライブで抜いた場合、そのカバーに出てきたディフェンスvsボールマン+カバーディフェンスのマッチアップ、とオフェンスが多い状況になります。

こうなれば、合わせの動きをしたオフェンスがノーマークでシュートを打てるなど、フリーの状況を作ることができます。

最後に、リングから遠く完全なノーマークと言えなくとも、それぞれの選手の得意な位置からのシュートも高確率なシュートと捉えることができます。

そういったシュートをチームで作ると、例え外れてもオフェンスのリズムは良いので流れが悪くなることはなく、1試合で見ると良いオフェンスができた試合となっている場合が多いです。

おわりに

今回はバスケにおいて最も重要な要素である得点力に関して、シュートの確率の面からご紹介しました。

シュート自体の精度を上げること、簡単なシュートを作ること、どちらも大切なことです。

個人の技術としてシュート力を磨き、チーム全体で話し合い、それぞれの持ち味を活かしたプレーを目指し頑張ってください。

この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。