レッグスルーの有効性1【坂口慎の武学籠球】
みなさん、こんにちは。
慎です。
ここまで何回か「シュート」について書いてきましたが今回は「ドライブ」について書いていこうと思います。
「ドライブ」の何について書いていくかというと「レッグスルーの有効性」についてです。
レッグスルーの有効性
レッグスルーは小学生でもハンドリング練習でやるものでそこまで難易度が高くない技術ですが、ドライブの前に行うハンドリングとしてはとても有効なものです。
その有効性を今日から何回かに分けて書いていきます。
よろしくお願いいたします。
まず、「レッグスルーからドライブを多用する選手は誰ですか?」と聞かれたときにみなさんは誰を思い浮かべますか?
僕は「ジェームズ・ハーデン選手」を真っ先に思い浮かべます。
ハーデン選手はレッグスルーからドリブルを始めて、多彩な技を繰り出して攻めます。
なぜハーデン選手がレッグスルーから始めるのか?もみなさんにわかっていただけたら幸いです。
まず、一点目は「単純にドライブに行きやすい」という点です。
相手を抜く有名な技に「クロスオーバー」がありますが、クロスオーバーは足を横に並べた状態から行うため、
抜く際には一歩前に足を出していかないといけません。
そうなると抜くのに時間が必要になってくるのでかなりの振り幅や瞬発力がないと、能力が高い相手にはついてこられるなど、意外に抜きにくい技だと僕は思っています。
一方、レッグスルーは足を縦においてドリブルするのですでにドライブに行く方向に対して進みやすい状態となっています。
なので、あとは相手とのタイミングをレッグスルーをしながら図って、自分が行きたいタイミングでドライブすればスムーズにスタートすることができます。
さらには、ドライブに行くときに、踏ん張る動作をなるべくなくしてスタートできます。
踏ん張る動作がないとなぜいいのかというと、踏ん張るということは踏ん張っている時間があるのでその時間ロスによって相手について来られたり、相手がDFに長けていたとしたら、その踏ん張りを察知されて、相手に動きを読まれたりしてしまいます。
そういうことをなくすために僕は踏ん張る動きをなくしたいのですがレッグスルーからドライブだと、踏ん張らなくても地面を踵で押すようにすれば自然と前に身体が進んでくれて、相手が反応しにくいドライブにすることができます。
という感じでレッグスルーというのはそもそもドライブへの移行がすごくスムーズに行えるドリブルでそれだけでもとても素晴らしいドリブルだと僕は思っています。
しかし、風のうわさでは「レッグスルーはミスの可能性が高いからやるな」「かっこつけるようなドリブルはするな」という感じでレッグスルーが禁止されているチームもあると耳にしました。
確かにクロスオーバーよりかはミスする可能性は高いかもしれませんが確実にできるならとてもいい技術なので、
ミスが起きないくらい、レッグスルーが当たり前のものとして選手たちには身につけてほしいなと僕は思います。
そのためにもこの場をお借りして「レッグスルーの有効性」を説いていきたいと思います。
それでは今日も読んでいただきありがとうございました。
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