【坂口慎の武学籠球】「止まる姿勢」で大事なこと

スキルアップ トレーニング 坂口 慎 指導法 練習法

みなさん、こんにちは。

慎です。

前回は「緩急」ということで
「スピードを緩めること」

「スピードを速めること」
の2つの要素があり、まずは
「スピードを緩めること」
から意識してみましょうとお話させていただきました。

その中で「スピードを緩める」ところから「止まる」
までしっかりと求めることでスピードを出したときの相手の体感速度が変わる
という話もさせていただきました。

今日はその
「止まる」
についてお話していこうと思います。

「止まる」
の何について話していくかというと
「止まる姿勢」
についてです。

ドライブやスキルで相手を抜こうとして
緩急を使おうとして止まるとします。

そのときにどんな状態で止まればいいのか?

これはただスピードを殺して止まればいというわけではなく、
「自分にとっていい状態」
で止まれなければいけません。

ではここで言う
「自分にとっていい状態」
とはどんな状態なのか?

この答えはバスケでよく言われる姿勢
「パワーポジション」
にもつながってきます。

パワーポジションの定義は
「もっとも力が出る姿勢」
ですが、

まさに、「止まる姿勢」でも大事なのは
「もっとも力が出る姿勢」かどうかです。

しかし、この
「もっとも力が出る姿勢」
には落とし穴があります。

それは
「力が出る」
という言葉にあります。

みなさんにとって
「力が出る」
ってどんな状態ですか?

僕の印象では
「力が出る」=「力が入っている」
と思っている人が多いのではないかと感じています。

パワーポジションでも結構腰を落として
下半身に力が入りやすい状態になっているのをよく見かけるのですが
実際は
「力が出る」≠「力が入っている」
です。

これは言葉の通りなのですが
「力が出る」はちゃんと体で生み出したエネルギーが外に出るといこと
「力が入る」は体の内部で生み出したエネルギーがそのまま体に入っていること
になります。

つまり、
「力を出したいのであれば力が入った状態では無理」
なのです。

「力が入っていてもその入っている力を出せばいいんじゃない?」
と思うかもしれません。

確かにそれも可能なのですが、それをするには
自分が力が入らない状態に持っていかないといけないですし、
そんなことしていたらせっかく作ったスキをつけなかったり、
逆に詰められて自分が危険に陥ってしまいます。

また、いい状態に戻さずに力が入った状態のままから動こうとするとしても
さらにエネルギーが必要となり、動きがどんどん重くなってしまったり、
常にそれで動けるようにするには筋トレなどを必死に続けなければいけません。

ということもあり、常に
「自分が力が出る状態」
で止まることが必要になります。

常に力が出る状態であれば
相手の状態に合わせてパス・ドライブ・シュートを選択して
スムーズに選択した行動に移すことができます。

「じゃぁ、力が出る状態ってどんな状態?」
となると思うので、それは次回じっくりとお話していこうと思います。

まずは自分の止まる姿勢やパワーポジションはどうなっているかを
観てみてください。

それでは今日も読んでいただきありがとうございました。

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