【バスケ】ふわ~と山なりパスが劇的に減る練習法【必見】
ふわ~っと山なりのパス。
「もっと真っすぐ相手の胸へパスしなさい」何度も注意するけれど…
どうやったら相手の胸へ綺麗なパスを出せるようになるのか・・・。
そんな経験ありませんか?
その解決する方法は、キャッチの仕方にあったのです。きちんとキャッチすることで、力強い真っすぐなパスができるようになるのです。
今回は、チェストパスの練習法についてご紹介します。
いいパスを出す条件の「構え」
パス&キャッチを正確に行うことは、バスケットの基本となります。
きちんとキャッチできなければ、きちんとパスもできません。
正確なキャッチ、正確なパスの仕方を覚えましょう。
いいパスを出すには正確なキャッチから始まります。
まずは、キャッチの姿勢や手の使い方をマスターしましょう。
キャッチするときの「基本の構え方」は?
正確なキャッチをするには、「構え方」が重要です。
手のひらをボールが来る方へ向けます。
両手の親指と人差し指で三角形(おにぎり型)を作って、ボールに沿うよう丸く構えます。
身体は、少し腰を落として、肩・膝・つま先が一直線になるよう、股関節・膝・足首を軽く曲げます。
これが基本姿勢です。
なぜこの姿勢が大事かというと、手のひらをボールに向けることで、手全体でキャッチする感覚が身に付き、キャッチの後に素早くパスを出すことができるからです。
また、高さによって手の向きを変えることも大切です。
お腹より高いボールには指を上向きになるよう親指同士が向かい合せに構え、お腹より下のボールに対しては、指を下向きに小指同士を隣り合わせに構えます。
手を下向きに構えても、手のひらをボールのほうへ向けるのは絶対に意識させるべき点です。
基本のチェストパスとは?
構えが分かったら、パスの基本「チェストパス」を覚えましょう。
その名のとおり、自分の胸から相手の胸へ向かって投げるパスの方法です。
構えと同じ形でボールを持ちます。
この時、肘を張ると力が入らないので、脇を開きすぎないように注意してください。
そこから前に腕を伸ばし、最後に手を内回転させスクリューのように回しボールを送り出します。
まっすぐ相手の胸元へいくことを意識してください。
ボールを放す最後の指は、人差し指か中指になるといいと思います。
この2本の指で放すと、ボールにきれいな逆回転のスピンがかかり、パスが下に落ちにくく勢いのあるパスができます。
力強いチェストパスを出す方法
基本の形ができたら、より強く正確なチェストパスをするために体全体の力をボールに伝得るようにしていきます。
構えの状態から、足を一歩踏み出し、体重移動と一緒にボールを前に出し、前に踏み込んだ勢いに乗せて送り出します。
ポイントは、後ろ足の膝から肩までを一直線にすること。
チェックする点は、緩やかな前傾姿勢で前足にしっかり体重が乗るようにします。
後ろ体重になったり、身体が沿ったりすると、手だけでのパスになり、力強いパスが出なくなります。
壁あてや2人組でパス練習をするメリット
次に、対人パスです。
適度な距離を取り、向かい合って構えます。
基本姿勢を核にしながら、胸から胸へ渡るボールの軌道をイメージしながら丁寧なパスを意識させましょう。
最初は短い距離でも構いません。しっかりと足を踏み出し、体重を乗せながら強いパスを出すように意識しましょう。試合の時のディフェンスの手などのイメージトレーニングを同時に行うとより効果を得ることができます。
また、対人で行えない場合は、壁に向かってパスをしてもいいです。
その際にも胸から胸へのボールの軌道の意識は忘れないでくださいね。
ボールを怖がる選手への練習法
ボールを怖がって後ろに逃げてしまったり、目をつぶってしまう選手、いませんか?
そんな選手には次の練習を行ってみてください。
それが「はたきキャッチ」という練習法です。やり方はとても簡単です。
パスされてきたボールに対して、一度はたいてバウンドさせます。
バウンドしたボールは、2バウンドするまでに取るようにしましょう。
慣れてきたら、正面だけではなくて、少し左右に振って自分からボールをはたきに行くようにします。
そうすることで、ボールから逃げる感覚から、自分からボールに向かう感覚へと変わっていきます。
少しずつ、ボールが怖くなくなってくると思います。練習してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
山なりのパスや、ふわふわのゆる~いパスを解決するには、その前のキャッチの姿勢、つまり構え方を正確にすることで解決できます。
小さな選手やボールを怖がってしまう選手には、正しい構え方から指導することで、強くまっすぐなパスをできるようになるのです。
初心者のパスのスキルアップ間違いなしです。
是非、指導の参考にしてみてください。
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