【梅原トレーナーのからだづくり哲学】外遊びと運動能力1

スキルアップ トレーニング メンタル 指導者 梅原淳 練習メニュー 育成法


子供が外で遊ばない、という話をたくさん聞く。

そういえば私が以前に住んでいたアパートの裏には大きな公園があったが、子供たちは集まって唯々おしゃべりとゲームをしていた。

外に遊びに行くと言ったって、結局ゲームなのだ。

友達の家に遊びに行って、部屋で各々持参したゲームをしている。友達と遊んでいない。

バスケットボールの試合会場でも、試合を観ずに持ってきたハンディゲームに夢中だ。

私が見かけたのはウィンターカップ、全国大会の会場である。

外で遊ばないのは地域の事情もある。

都会ではビルばかりで広場がないとか、子供の声がうるさいと年寄りにクレームをつけられる区域もある。

埼玉県の浦和では、子供を外で遊ばせられないと言う。

だったら田舎は人も少ないし、自然に囲まれているから健康的かと言えばそうではない。

田舎の子も同じく外で遊ばないと、大人たちは嘆く。

環境があったって生活の仕方は同じなのだ。

私は佐渡島まで仕事で行くが、島の子も外に出ないらしい。

目の前に海岸があるのに? 振り返れば山や川があるのに?

そこの高校の先生が、彼らは自転車に乗らないと言っていた。

たしかに乗っている子供をあまり見ない。

すべて親のお迎えで移動するということか。

こんな生活で、どうやって体力をつけられるというのか。

毎日めいっぱい體を動かしていれば、たくましい肉体は自然と作られる。

運動能力もぐんぐん伸びていく。

なんの教授もいらぬ、知識理論もいらぬ。

外で走り回っていたら運動なんて簡単に得意になるのだ。

 

▼幼い頃から運動の習い事

今は幼稚園とか小学1年生くらいから、スポ少やミニバスやスポーツ教室に通う。

全部教えてもらって身につけようとしている。

でも本来運動は人から教わるものではない。

運動能力は自分で動いて自然と手にしていくのである。

外で體を動かしていれば、何よりもきつい鍛練になる。

やりたくないことを人の指示に従ってやるスポーツ教室より、自分がしたいことをやって鍛える方が断然良いだろう。

どんなにハードな遊びだって辛さのツの字も浮かばない。

心が備われば體は着いてくるものだ。

だから正直チビッ子の運動教室なんて、ちゃんちゃらおかしくて首を傾げてしまう。

そう思うが、それをしなければいけない今の日本がここにある。

悲劇的な現実だ。

 

▼教えれば教えるほど

私は最近解ったことがある。

なぜ目の前の選手たちは理解力に乏しいのか。

それは小さい頃から教わり過ぎているからだ。

遊びのように、自らトライして失敗していつか出来るようになってというものがない。

初めから上手くできるやり方を他人からレクチャーされ、そのための手順を指示されてただ従う。

だから自分で取り組んでいない。

自らの意思でやることを知らないため、よく聞いてよく観察してということをしない。

いや「できない」が正しい。

全部他人が与えてくれる環境で育ってきたから、五感がまるで働いていない。

 

▼自分で掴んだものだけが唯一の力

学ぶは「真似ぶ」だと聞いたことがある。うまいことを言う。

いまは真似ることができない子ばかりだ。

絶望的なことを言えば、これではいくらコーチが頑張って教えたところで絶対に成果は上がらない。子供に吸収しようとする力そして意欲がないのだから。

幼い時期から覚えさせようと頑張って手ほどきするほど、悲しいかな、子どもの探究心と成長力は薄れていく。

子供の体力低下とかスポ少の在り方を議論するときに、そこをどうするかを考えなくてはいけない。

もう一度言うが、運動神経(運動能力)なんていうものは自分で好きに動き回ってたくさん遊んでいたらいくらでも伸びていくものだ。

子供は遊びの天才、プロのトレーニングコーチが作るメニューなんかより、よっぽど効果的な鍛練を作ることだろう。

物事は自分でトライして手に入れたものが、本当の自分の力となる。

そのようにして生きる方法を、現代人の私たちは無くしてしまったのだろうか。

だったらどうすれば良いか。

どのように考えていく必要があり、これから何ができるか。

少し考えてみたいと思う。

どうぞ一緒に考えましょう。

(以下、次号にて)

 

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