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【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.31

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スポーツ・トレーニングにおいて、とくにこの近年にしばしば「体幹」という言葉が聞かれるようになりました。私は體づくりに際し、いつも人間の肉体を建物に例えて話をします。ビルや家などあらゆる建築物には必ずその構造の軸となる「柱」があり、それが人間で言うところの骨格だと教えます。

その中でも私たちの肉体を支える一番重要な柱は何でしょうか。それはもちろん、體のど真ん中に位置する背骨です。動物の身体構造の最も核となるものです。

私は体幹という言葉をあまり使いません。その言葉の一般的に浸透している意味合いは、腹筋とかお腹回りであるからです。体幹が弱いというと、なんとなく腹筋を鍛えていないとか腹回りが弱いとイメージしませんか。

それを安易に使うと誤解を招き、間違った知識や方法が広まってしまう可能性があるので(もう既になっていますが)、体幹ではなく柱と言っています。

柱とは、ありのまま「背骨」です。

腕や脚も、背骨がしっかりと太い柱として體の構造を中心的に支えてくれているからこそ自由に使うことができます。背骨の機能を見ること育てることは、運動発達の上で非常に有意義なものです。

今回は、そんな背骨を鍛える一つとして行っている取り組みをご紹介しましょう。関節の柔軟性をつくることを中心課題にしているチームのトレーニングで、背骨を柔らかく使える選手がいたので撮影させてもらいました。

背骨は主に首・胸・腰に分けて考えるのが基本とされていますが、この映像では背骨上部つまり脇腹から上の部分の背骨の動きを探っています。腰椎は動くが胸椎は動かないという人は少なくありません。

かく言う私も胸椎が硬いほうです。小さい頃からの猫背がこびりついています。これは上肢(肩・腕)や首の運動を阻害し、ときに痛みなども起こします。動画の彼くらいの柔らかさが理想でしょう。

四つん這いで顎を上げて背中を仰け反らせるだけの動きです。背骨の柔らかさを確認することができます。横に携帯などを置いて撮影してみると良いでしょう。

腕の格好が特徴的です。うまく胸椎を反るポイントですので、よく見て真似てください。

ご参考までに。

(了)

 

 

 

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