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【小谷コーチの分析バスケ】バスケットボールを分析する方法について

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こんにちは!小谷究です。

私は現在、流通経済大学スポーツコミュニケーション学科で助教を務めています。

また、同大学バスケットボール部を指導しています。

2019年3月31日に日本バスケットボール殿堂の初めての掲額者が発表されました。

今回はボックスアウトの分析から少し離れて、日本バスケットボール殿堂初の掲額者に触れたいと思います。

【2019年の殿堂入り発表】

日本バスケットボール殿堂とは、日本のバスケットボールにおいて顕著な活躍をしたレフェリー、プレーヤー、コーチ、また競技の発展に大きく寄与した人物に対して、その功績を称え顕彰することを目的として、2018年12月21日に設立された有志による任意団体です。

殿堂は殿堂事務局及び殿堂委員会、選出委員によって構成されており、殿堂委員会で決定された候補者に対して選出委員が投票し、75%以上の得票率を獲得した者がその年の掲額者になります。

2019年の掲額者は競技の発展に大きく寄与した人物として大森兵蔵氏と李相白氏の2氏に決定しました。

【大森兵蔵】

大森兵蔵(1876-1913)といえば、現在放送されている大河ドラマ『いだてん』で竹野内豊が演じていた人物になります。

『いだてん』において大森兵蔵は、日本人がオリンピックに初めて参加したストックホルム五輪の日本選手団の監督として描かれており、大森兵蔵とバスケットボールについてはほんの少ししか触れられませんでした。

しかし、大森兵蔵は今日の主要骨子ができあがったバスケットボール(コートの形は長方形、バックボードの設置、フィールドゴールの得点は2点、フリースローの得点は1点、1チームの人数は5 人)を最初に日本へ紹介した人物になります。

【李想白】

李想白(1903-1966)の名前は、1978年から毎年開催されている日本と韓国の学生選抜チームの大会である「李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール大会」で、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

早稲田大学出身の李想白は、大日本バスケットボール協会の設立に尽力し、設立後は協会の理事としてバスケットボール競技のルールの設定や技術の研究普及等に努めました。

1930年に発行された李想白の著書『指導籠球の理論と実際』は当時のコーチやプレーヤーたちのバイブルとして愛読されました。

当時は日本の韓国併合により韓国は日本の一部という認識があったために、韓国人の李想白という人間及び李想白のバスケットボール理論は、民族的な偏見なく日本のバスケットボール競技界に受け入れられたようです。

今日、我々が楽しんでるバスケットボールはこうした先人たちの尽力により成り立っているのです。

 

水谷豊(1982)バスケットボールの歴史に関する一考察8大森兵蔵略伝.青山学院大学一般教育学部会論集(23):177−190

及川佑介(2008)李想白の小論「コーチの類型と進化」(昭和10年)に関する一考察.国士舘大学体育研究所報,27:69−78

 

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