【片岡編集長】アンダーカテゴリー、3x3チームを絡めた選手の育成・発掘体制の構築

スキルアップ チーム戦術 ディフェンス 動画 指導者 片岡秀一

今回の記事では、女子代表チームの新戦力として注目の集まる宮下希保選手のプレーに焦点を当ててみたいと思います。

上記の動画では、サイドのエリアでのハンドオフに対して見事なDFを披露します。
パスコースを潰しつつ、バックドアのリスクも消しながら、相手チームに喰らい付きます。
強靭な肉体を持つオーストラリア代表チームの強靭なフィジカルにもバランスを崩さす、最後のドライブインに対しても脚力で相手の進行を阻みます。
最終的には、この場面では、DF側のファールがコールされたようなのですが、トラベリングのようにも見えますし、ノーファールでもおかしくなかった場面ではないでしょうか。

上記のプレー以外にも、代表チームでの宮下希保選手の逞しいプレーや、チーム戦術の遂行力でも高いレベルで安定したパフォーマンスを発揮しています。

世界の強豪チームとの対戦について、インタビュー記事等では「3×3での経験が5対5でも活きている」と語っています。
スペースの都合、Helpディフェンスが出てくるタイミング等では大きな違いがあるようですが、フィジカルコンタクトへの耐性という意味合いでは3×3での経験が大きな糧になっているようです。

現在も、3×3チームには、5人制バスケットボールでも活躍が期待される若手選手が数多く選出されています。
3×3という新しい競技を通じ、世界上位国レベルのフィジカルコンタクトの耐性を携えた選手が今後も輩出されそうなエピソードです。

また、女子代表チームの育成世代とトップチームとの連携も見逃せません。
女子バスケットボール日本代表チームのHCを務められている萩原美樹子コーチも、目の前の試合での勝利と育成の両立を目指したバスケットボールを志向されている事を講演会等で常に強調されています。

それは、バスケットボール戦術だけではなく、規律の部分にも及びます。
女子バスケット界の場合、代表に選出されるレベルの潜在能力を持つ選手は高校卒業と同時にWJBLチームへ入団するケースが多いです。
20代後半のベテラン選手や、30代の選手とも同じチームとして過ごすことになります。

その為、荻原さんは「時間を守る」という部分には、トップダウンで非常に厳しく指導をされていると言います。
理由は、「最低限の社会のルールが染みついていないと競技以外の部分で苦労をする。ひいては、選手としても、自分が思い描くように大成しない。」

同時に、選手の自主性等も大切に捉えており、就寝時間や起床時間等はルールを設けず、選手の自主性や計画性に任せているとも語っていました。
そのような経験の1つ1つが、宮下希保選手や、 赤穂ひまわり選手ら、若い世代の選手が代表チームで活躍する礎の1つになっているようにも感じました。

勿論、これまでの記事で強調したように、「世界で戦う為に女子代表バスケットボールチーム」が目指す形が非常に明瞭である事も、代表チームでの活躍を目指す選手にとっては、取り組むべき課題を解消し、自分自身を成長させていく強力な道標にもなっているはずです。
代表合宿等でも、意図的に多くの選手を招集し、代表チームのスタイルや、要求する水準を体感していただく取り組みも実施されています。

東京五輪で金メダルを目指す女子代表チームには、これからも、チームの戦術をしっかりと遂行できる、勢いのある若手選手が数多く合流していくはずであると個人的に期待しています。

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