「血液がすべてを変えた①」食べるトレーニングを考えよう!【梅原トレーナーのからだづくり哲学】
こんにちは、梅原淳です。
今日は食トレになります。この「からだづくり哲学」では
- 子どものスポーツに関わる問題提起
- トレーニングの現場レポート
- 食べるトレーニングを考えよう!(食トレ)
の三部構成でお届けしています。
食レポではないですよ!いたってまじめな栄養、健康、食事などの情報を私なりの切り口で書いています。
今回は、私自身の話をしてみたいと思います。これまで実践してきた、または今おこなっている食事の健康づくり体づくりを公開します。
たったひとつの例ですが、たしかな結果それも見違える大変化を起こした事実をお伝えすることは、あなたの道しるべとなる可能性が大きいと考えるからです。
私の場合、変わった気がするとか少しマシになったという程度のものではありません。
そんな苦し紛れ的な話ではなく、本当に細胞レベルで変革を起こしました。
どうして細胞なんてことを言えるのか?というと、簡単です、体温が上がったからです。
体内で生きているそれぞれの組織が活動することによって発せられている熱ですね。
細胞が活発に動いていればそれだけ熱が生まれ、またその数が多ければさらに熱量が増えます。
私はほぼ食事だけですべてを好転させましたが、それ以前から比べると安静時の体温が0.4〜0.7度ほども上がりました。
中学高校の時分つまり部活動をしていた歳の頃でも、平熱は36.0-36.3度くらいでしたが、いまは大体36.8度前後、もちろん調子の崩れるときはありますけども、高ければ37.0度という日もあります。
37度はいまや平熱なのです。もう驚くなんてものじゃありません、子どもの頃は36.7度で熱があると言っていたのですから。
これほどまでに我が骨や臓器や血液さんたちは、まさかの30代後半から突如として輝きだしたのです。
口に入れるものを一変
私はまずある本を読み、その内容のままそっくり実践しはじめました。
当時の食生活と正反対の事が示されていて、それでなにかスッと腑に落ちたというか、意外にも積極的なやる気が湧いてきたのです。
事が右から左にガラッと入れ替わるわけですが、不思議とそれをすんなり受け入れることができて、すべて実践しました。
より大胆なものとしては、一つに乳製品と牛乳をやめたことがあります。子どもの頃から大好きだったしそのときも牛乳とヨーグルトは冷蔵庫の常備品でしたが、ドンピシャに当てられたような気がしたのであっさり捨てました。
プロテインを飲まなくなったのはここからです。
もう一つは、いつも出張の際、大量にお茶を抱えて常に飲んでいたのをやめたことです。
1日2Lをノルマに水分を摂り、また喉が痛くならないための予防策としても口の中を潤すことを心がけていました。とくに冬は喉から風邪を引くことが多く、加湿にも不断の気を遣っていました。
また飲酒をしたあとにアルコールを抜く意図としても、宴会の夜は枕元に2Lのペットボトルを用意していました。
宿泊の出張が多く、必ず宴会に呼ばれるので深酒も増え、そのたびに大量の水分を夜中から朝にかけて飲みます。
これらの理由から、仕事の移動中に絶えず自動販売機のボタンを押していたのを、もう一切買わないとやめて家から熱い玄米茶をステンレスボトルに入れて持ち歩くことにしました。
本当に飲みたいとき以外、恣意的に水を体に入れることはやめにしたのです。
それと、熱いお茶と申し上げましたが、これもクルッと180度反対になった一つで、当たり前に冷えた飲料水だったのを、夏でも極力温かいものを飲むようにしました。
からだは外からではなく、中から直接温めることが必要なのだと知りました。
超楽勝
好きな物やしていた習慣を手放すことは難しいし、まさに食の大転換ですが、それが毎日のエナジーを生みからだを様変わりさせたことは、何にも代え難い幸せです。
なによりからだを外見だけではなく、度重なる不調から遠ざけたい思いがありましたので、そのときの食生活を断捨離することは私にはあまりにも簡単でした。
しかも特別な治療や薬など一切いらず、いたって普通の生活で叶う努力程度で良いのですし、自分のペースで自由に行えることは大変化を後押ししてくれたと思います。
意欲が日に日に増していきました、こんなに楽勝なのかと。
ではさらに具体的な改善の経過を辿っていきましょう。
(次回につづく)
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