「コンタクトはワザ」トレーニングレポート No.137【梅原トレーナーのからだづくり哲学】

スキルアップ フィジカル(身体) 梅原 淳 練習法

こんにちは、梅原淳です。

バスケットボールのからだづくりを行うなかで、コンタクトは欠かせません。

プレイ中に必ず起こりうる状況ですが、実際にはその訓練をおこなっている人は少ないように思います。

それはひとつに、コンタクトが筋肉によって為されるものだと認識していることがあるかもしれません。

事実、当たりが強い、コンタクトが強いと言われる選手は、その体格の良さで判断されています。

バスケットボール自体から少し離れた作業と思われているために、副次的な要素と位置づけ手を付けないチームが多くあります。

もしくは筋力トレーニングだけして、自然にコンタクトが良くなると思っている人もいるでしょう。

でも本当は、筋肉=コンタクトではありません。

コンタクトはどこまでもワザ、技の要素を秘めた奥の深いプレイです。

コンタクトに慣れていない

コンタクトの難しさは、動作の中で起こるところにあります。

相撲やレスリングなどのように、それ自体が競技であるものは自然とコンタクトを覚えますが、バスケットボールは基本的にボール競技です。

球技であり、そこに身体の接触があるかどうかは不確定要素になります。

つまり「あまり経験をしない」というものになります。

絶えず起こる現象ではないため、バスケットボール選手はコンタクトに慣れていません。

だからこそ訓練が意味を持ちます。取り組んでみると実感しますが、プレイ中に身体を当てるのはとにかく難しいのです。

大抵は身体をぶつけるとそこに意識が偏り、足を使うとそちらに意識が偏ります。

だからコンタクトを練習すると、ただ「おしくらまんじゅう」をしているだけになります。つまりバスケットボールではないのです。

これをバスケ的コンタクトにする必要があります。

動きながら当てる

一つの材料として、常に動きながら接触することを組み込んでみてください。

身を縮めて岩のように丸くなり、足で床を踏ん張るのは大きな誤りです。実際には、平面を移動しながら(足を動かしながら)、上半身でストレスをかけています。

サイドステップなど足の動きを行いつつ、背中や胸で押さえ込む訓練をしましょう。

率直に言いますが、慣れるまでには多くの時間期間を要しますので、焦らず淡白にせず地道に反復をしていってください。

それでは少しだけ、練習の様子を見てもらいましょう。みんな苦戦しているのがお分かりだと思います。

 

コンタクトを武器にするためには、練られた「技術」が必要だということですね。

どうぞチャレンジしてみてください!

それでは今日はここまで。

(了)

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この記事を書いた人梅原淳梅原 淳
運動技能を向上させる専門家として、またバスケットボールでのファンダメンタル・スキルを教えるコーチとして全国各地に出向いています。またその活動から得た日々の思考や発見を、YouTubeなどSNSを活用して情報配信しています。このコーナーで扱う内容は、それらSNSでは記さない一歩踏み込んだ情報として、トレーニング実践レポートをはじめ自分の育て方、大人の再教育、子育て、健康づくり、みなぎる食事など、あらゆるジャンルをテーマにお届けします。