ゾーンプレスの全てがわかる!基本3種と成功ポイントを詳しく解説!

スキルアップ ディフェンス戦術 ヒヤマ ココロ 戦術

ディフェンス戦術のひとつであるゾーンプレス。難易度が高いぶん、成功すれば圧倒的な差を付けられるものとして恐れられるディフェンスでもあります。

この記事では、ゾーンプレスのメリット・デメリットはもちろん、基本陣形や成功させるポイントまで詳しく解説します。ゾーンプレスをゼロから知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

ゾーンプレスとは?~マンツーマン・ゾーンディフェンスとの違い~

バスケのゾーンプレスとは、オールコートにおけるゾーンディフェンス陣形のことをいいます。「プレス」といわれるように、ディフェンス側からプレッシャーをかけることでミスを誘うディフェンス戦術です。

バスケのディフェンスには、ほかにもゾーンディフェンスとマンツーマンがありますが、これらはオフェンスの動きに応じた守備展開をしていきます。

ちなみに、ゾーンディフェンスはペイントエリア内における担当場所(ゾーン)を守るディフェンス。マンツーマンは、オフェンス1人に対してディンフェンスが1人付く、人を守るディフェンス戦術です。

2016年より、15歳以下におけるゾーンディフェンス禁止が決定されたため、現在はどのチームもマンツーマンで試合をするのが基本スタイル。ゾーンプレス・ゾーンディフェンスは、高校生以上のチームのみに許されるフォーメーションとなっています。

ゾーンプレスのメリット

ここからは、ゾーンプレスのメリットを確認していきましょう。

ゾーンプレスのメリットには、以下のことが挙げられます。

  • 早い段階からパスカットやスティールがねらえる。
  • 試合の勝敗を決定づける威力がある
  • 相手を疲れさせる効果がある

メリットの詳細を見ていきましょう。

早い段階からパスカットやスティールをねらえる

ゾーンプレスはオールコートの守備戦術であり、相手がバックコートにいる時からプレスしていくため、早い段階でのパスカットやスティールがねらえます。

もしボールを奪えれば、攻守交代で得点のチャンス!ディフェンス時間を短くし、攻撃につなげられるのが最大のメリットです。

試合の勝敗につながる威力がある

ゾーンプレスは、相手がフロントコートに移動する間もなく、どんどんプレスをかけていくもの。短時間で攻守交代させる流れがつかめれば、一気に大量得点をあげることが可能です。

時に試合の勝敗を決定づける、驚異的な力を発揮するのが特徴です。

相手を疲れさせる効果がある

ゾーンプレスは、そのプレッシャーの強さから相手を心身ともに疲れさせる効果があります。

オフェンス陣はボールを運べないストレスを感じるうえに、もがきながらも前へつなごうとすれば運動量が増加します。結果的にボールを奪われてしまえば、さらなる精神的苦痛を感じますよね。

ゾーンプレスは、オフェンス陣の戦意喪失に効果を発揮するほどの威力があるディフェンスなのです。

ゾーンプレスのデメリット

つぎに、ゾーンプレスのデメリットも確認しておきましょう。

  • 連携がうまくいかないとすぐ突破される
  • 運動量が多く体力を消耗する
  • 難易度が高い

ゾーンプレスを失敗しないためにも、デメリットは要チェックです。

連携がうまくいかないとすぐ突破される

ゾーンプレスの戦術として、ボールマンに対してディフェンスが2人体制でつくことが挙げられます。そうなると、チーム内連携は必須

もし連携がうまくいかなければ、隙をついて突破されてしまうので注意しましょう。また、ディフェンスはオールコートで配置しているので、突破されれば失点の危険性が高まるものデメリットのひとつです。

運動量が多く体力を消耗する

ゾーンプレスは相手に対してねばり強いディフェンスをすることから、とてつもない体力を消耗してしまいます。

オールコートディフェンスとなれば走力が必要になるため、試合終了までコートを駆け抜けられるスタミナを付けておきましょう。

難易度が高い

ゾーンプレスはオールコートディフェンスのため、高レベルの連携が求められます。また、システム自体もゾーンディフェンスやマンツーマンに比べると難易度が高め。

プレーヤー全員がゾーンプレスを理解し、連携をとりながらコートを走りぬくとなれば、並大抵の練習では実践で使うことができません。このように、簡単に取り組めないディフェンスという点がデメリットにあたります。

ゾーンプレスを成功させるポイント

ここからは、ゾーンプレスを成功させるポイントについて図説していきます。

ゾーンプレスは「コフィンコーナー」とよばれる地点にオフェンスを追い込むのが特徴で、このポイントにうまく追いやることが成功の秘訣です。

また、基本的な考え方として、ゾーンプレスは積極的にスティールをねらうのではなく、プレッシャーを与えてオフェンスを追い込み、そこでボールを奪うことを目的としています。

これらはゾーンプレスの基本になるので、しっかり覚えておきましょう。

ゾーンプレスの基本フォーメーション

それでは、ゾーンプレスにおける3つのフォーメーションを図で解説していきます。

①  1-2-1-1プレス

ゾーンプレス1-2-1-1

1-2-1-1は、ゾーンプレスの中でもっとも取り組みやすい陣形です。コーナー寄りにスローインさせることをねらい、トップと2線目の選手でダブルチームをかけます

ゴールに近いところからプレッシャーをかけていくため、ボールを奪えれば得点につながりやすいのが特徴です。

②  2-2-1プレス

ゾーンプレス2-2-1

2-2-1は、先ほどの1-2-1-1に次いで取り組むチームが多い陣形です。センターラインのコフィンコーナーにオフェンスを追い込むのがポイントで、プレッシャーを与えてボールを奪います。

2-2-1の使用エリアがセンター付近であるため、プレスが失敗したとしても通常のハーフコートディフェンスに移行しやすいのが特徴です。

③  1-2-2プレス

ゾーンプレス1-2-2

1-2-2は、先の「1-2-1-1」と「2-2-1」を組み合わせたような陣形です。日本では取り入れるチームが少ないため、相手が慣れていないのがメリットとして挙げられます。

相手の動き方次第で、トップからプレッシャーをかけるかコフィンコーナーに追い込むかを判断していきます。あらゆる戦術が考えられるため、ゾーンプレスの中でも難易度が高いのが特徴です。

まとめ

ゾーンプレスは、ディフェンスのなかでも難易度の高い戦術です。しかし、うまくハマれば面白いほどにボールが奪え、大量得点をものにすることができます。

フォーメーションや戦術を覚えるのも大切ですが、まずは連携とスタミナがなければ実践で使うことができません。何を優先的に取り組めばいいか判断し、コツコツ練習していきましょう。

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この記事を書いた人ヒヤマ ココロ
バスケットボール歴5年。現役時代は主にセンターを務めていました。持ち前の体力を活かし、陸上競技や水泳、フィールドホッケーなど、様々なジャンルのスポーツを経験。全国大会や国民体育大会にも出場してきました。現在は二児の母で、ウェブライターとして活動中。このブログでは、スポーツの経験で得た基礎知識や上達するためのノウハウなど、実体験を踏まえた記事を執筆していきます。
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