【梅原トレーナーのからだづくり哲学】トレーニングレポート No.85「上級生と下級生は足の着き方がまるで違う」

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こんにちは、梅原淳です。

先日ある高校でのトレーニングにおいて、良い課題となる場面を撮ることができましたので、さっそく本レポートで紹介したいと思います。

このレポートでは、私が日々現場で教えている内容を次々と更新して見ていくことができます。

教科書とはまったく違い、DVDなどの教材ともまたスタンスが違います。

言うなれば、雑誌に掲載される漫画とか、TV番組のような感じでしょうか。

毎週新しい作品を見ることができるという、新しいポジションのレポートだと思います。画期的ですね。

今回は切り返し動作における「足の着き方」について、あなたと勉強していきたいと思います。短くクローズアップした内容でご紹介できるのも、このレポートの良い点です。

上級生は鍛練を積んでいるので、素晴らしいストップの動作で素早く方向転換をしています。

(動画1)

一方で、新入生の動きです。

これはまだ2回目のトレーニングで、脚の動きがヨレヨレですね。身体の使い方はまったく意識できていません。

(動画2)

それでは次に、2,1年生が一緒に映った動画をお見せします。とても分かりやすい映像です。

(動画3)

どうでしょうか。

言うまでもなく奥が2年生、手前の大きい子が1年生です。

足の着き方が大きく違いますよね。

ただなんとなく全体を見て速い遅いを見ても、その理由はつかめません。速い理由、遅い理由はそれぞれの身体の使い方を比べると一目瞭然です。

何がどう違いますか?

1年生たちは皆、一つ踏み、二つ踏みと、順番に足を着いています。走っているときと同じ足の使い方なんです。

でも2年生は違います。私が教えたのは、止まるときの感覚は両足でダダン!とジャンプストップをするように足を着くことです。

それを練習してきているので、2年生は格好良くストップモーションを行えて、結果素早く逆方向へ動けています。

つまり2年生は「切り返す」ことを考えていて、1年生は「走る」ことだけ考えています。1年生は「運動の先取り」ができていないんですね。

もう一人、別の1年生を見てみましょう。

(動画4)

色んな例を見ると、さらに感覚は伝わりますよね。

1年生は「トン、トン」で、2年生は「ダダン!」です。

もう少し體の感覚の深いところを教えましょう。よく聞いて下さいね。2年生は足を着くときに、股関節で衝撃を受けることをやっています。

対して1年生は、おそらくですが足先に意識があるはずです。

床に「足」が接地しますので、自然とそこに意識が向いて、つま先・足先で踏ん張ろうとします。身体の末端ですね。そうなると動画のような鈍い動きになります。

ということで、今日はここまでにします。それでは早速体育館へ行きましょう。ちょっとのコツで動きがみるみる上達しますから、たくさん練習してください。

プレイに関する質問もお待ちしています!みんなで良くなりましょうね!

(了)