坂口慎の【武学籠球】バスケクリニックなのに寝技をし始める?
みなさん、こんにちは。
坂口慎です。
前回は僕の武学の先輩が、バスケ歴数ヶ月なのにクリニックでディープスリーが打てるほどになったという内容で書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?
自分の中にあるブロックを外し、自分の思うままに動いていく。
言葉では簡単ですが難しいですよね。
しかし、それができれば身体はどんどん進化していってくれるので、みなさんも自分の固定観念をどんどん外していってください。
今回はクリニック繋がりで、タイトルにもあるように、「バスケクリニックなのに寝技をし始める」という不思議なお話をしていこうと思います。
僕のクリニックは「武学×バスケ」であり、武学をすることもあればバスケすることもあり、来ていただいた方々によってやる内容が決まってきます。
その中で先月行った東京クリニックでは、いつの間にかみんなで寝技を掛け合うという光景に…
「いやいや、寝技の何がバスケに繋がるの?」と思うかもしれませんが、それが繋がってしまうのです。
そもそもなぜ寝技の稽古になっていったかというと、僕が命名した「ウォータードライブ」の練習をしていこうとなったときに「いかに相手を感じれるか?」がとても大切になってくるので、最初は接触してきた相手の力を感じて、それをいなしたり、利用したり、制御したり…とやっていったのですが、みなさんがとても楽しそうにやっていたのでより相手を難しい状態で感じるために寝技をかけられた状態から、相手の力を感じて、抜け出すということをやっていったのが始まりでした。
体育館で男どもでバスケの格好をしながら寝技をしている…
なんとも異様な光景ですが、やってるみなさんはとても楽しそう。
実際にやっていると本当に抜け出せるので、さらに楽しそう。
腕や足よりも体幹周辺は感覚がすこし鈍いので、こういう練習がとても大切になってきます。
バスケにおいては接触の激しいスポーツなので、体幹部の感覚を鍛えることで相手の力を感じて、相手の力の方向性とは逆に行ったり、相手の力を感じて誘導したりなど、さまざまなことに応用することができます。
ウォータードライブにおいては、接触してきた相手を腕や体幹部で感じて制御していくので、ドライブのやり方以上に大切な要素となってきます。
というか感覚が養われてなかったら、全く意味のないドライブとなり、相手にバランスを崩されて、結果的に自分がきつい状況に追い込まれます。
ドリブルやシュート、パスなどの技術もとても大切ですが、身体そのものの感覚を鍛えるとすべてにおいて効果があるので、今後もクリニックなどを通して広めていきます。
では今日も読んでいただきありがとうございました。
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