【小谷コーチのバスケットボールを分析しよう!】「BS」が多いプレーヤーのポジション

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こんにちは!小谷究です。

私は現在、流通経済大学スポーツコミュニケーション学科で助教を務めています。

また、同大学バスケットボール部を指導しています。

このメルマガでは、バスケットボールを分析する方法について一緒に勉強して行きましょう。

前回紹介したNBA2017-18シーズンにおける1ゲームあたりのブロックショット数のトップ5であるアンソニー・デイビス、クリント・カペラ、ケビン・デュラント、ジョエル・エンビード、マイルズ・ターナーは、デュラントを除いてチームでは主に4.5番ポジションを務めるプレーヤーになります。

【ブロックショットが見られる場面】

リングに向かってリリースされ、シューターからかなりの距離を離れたボールに触れるブロックショットのハイライトを見ることもありますが、これはごく稀であり、ブロックショットの場面としてよく見られるのはリフティングポジションからリングに向かって押し出される、もしくは、手から離れた直後のボールにディフェンスプレーヤーが触れるものになります。

したがって、ブロックショットをするためには、ディフェンスプレーヤーがボールマンの比較的近い位置にいなければならないといえます。

【ゴールまでの距離とディフェンスの位置との関係】

通常、ショット成功率はショット位置がゴールから離れれば離れるほど低くなるため、スリーポイントラインの外側のアウトサイドでは簡単に抜かれないように、ディフェンスプレーヤーはオフェンスプレーヤーからある程度の距離を保ってディフェンスをします。

一方、ゴール付近では、ショットの際に多少ズレがおきたとしてもボールがリングに到達するまでの距離が短いため大きなズレとして現れることはなく、ゴール付近からのショット成功率は高くなります。

そこで、ボールマンがゴール付近に位置する場合、ディフェンスプレーヤーはボールマンに接近してディフェンスすることで、ショットが外れるような大きなズレを生み出す、もしくはショットブロックを狙います。

このことから、ショットブロックはゴール付近で生じることが多いといえるでしょう。

したがって、相手チームに「BS」の多いプレーヤーがいた場合には、そのプレーヤーはディフェンスにおいて主にゴール付近に位置する4.5番プレーヤーである可能性が高いと言えます。

さらに、前回紹介したように「BS」が多いプレーヤーは長身であるか、高い身体能力を持ち合わせている、もしくはその両方を兼ね備えていることが予想されます。

ボックススコアにおいて相手チームに「BS」の多いプレーヤーを確認できた場合、このプレーヤーをゴール付近にとどめておいてしまっては、ブロックショットの餌食になるか、成功率の低いアウトサイドショットを打ち続けなければなりません。

可能であれば、成功率の高いゴール付近のショットをブロックされずに放ちたいものです。

そこで、「BS」が多いプレーヤーにマークされているプレーヤーがアウトサイドにポジションをとったり、アウトサイドでのスクリーンプレーに絡むなどして「BS」が多いプレーヤーをアウトサイドへと引き出すことで、ブロックショットされるリスクを軽減することができます。

 

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