【武学籠球】スポーツと武学(武術)の違い①
スキルアップ トレーニング メンタル(心) 坂口 慎 指導法 練習法 育成法
みなさん、こんにちは!
坂口慎です。
前回は「なぜ武学がバスケに応用できるのか?」ということについて書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでも応用できるイメージができておられたら幸いです。
今回は、逆に
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スポーツと武学(武術)の違い①
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についてお話していこうと思います。
前回のメルマガの最後に「心意体が統一された状態=ゾーン状態」と書きましたが、この点はスポーツと武学の違いの一つでもあります。
武学では「常に乱れない状態」を創るために日々稽古していきます。
それはつまり、「常時ゾーン状態を創る」ということです。
「え、そんな漫画みたいなことできるの?」と思うかもしれませんが、できます。
スポーツでは
・コンディショニング
という言葉をよく使うと思いますが、それは「本番に向けて一番いい状態を創る」という感じですよね。
武学は「常時ゾーン状態を維持すること」を目指し、スポーツは「ゾーンの状態を本番に持っていくこと」を目指しているということになります。
ですので、武学は日常レベルから常に乱れないように、いつでもゾーンの状態を創れるように稽古を積み重ねているので、いつ何時、なにがあろうと自分の今できる最大限のパフォーマンスを発揮することを目指します。
一方のスポーツでは、試合の何日前に練習の強度を上げて、何日前に強度を落として…などすることで身体の調子をコントロールしていき試合や本番に最高の状態を持っていくことを目指します。
この目指す状態の違いがスポーツと武学の違いなのですが、この違いによって、武学では最終的にどんな時でもいい状態が創れるのに対して、スポーツではいい状態だったり微妙な状態だったりと身体の状態がまちまちということが起こってきます。
身体の調子を線グラフで表したとして、ゾーン状態の数値が100とすると武学は100のラインに線があり、スポーツはあるときは20で、調子を上げていくと80になって…たまに100になれて…という線になります。
できれば誰しもが常に良い状態でありたいと思いますよね。
それを可能にする術が武学にはあるということです。
バスケでのゾーンの状態は
・シュートが打てば入る
・相手の動きが自然と読める
・コートのすべてが観えている
などがありますが、武学ではそんな状態を常に創れるようにしていくということですね。
ということはその術を応用すれば、誰しもが常にゾーンに近い状態、
最終的には常にゾーンの状態を創れると僕は考えています。
誰しもが自分のゾーンの状態とはどんな状態なのか?を知り、さらにその状態を維持していく術を学び、日々実践していく。
それプラス、バスケも日々練習していく。
そうすればみんながいい状態で成長していくことができ、バスケだけでなく人生もより良くなっていく。
そんな状態を僕は創っていきたいなと思っています。
このような形を、文章で伝えても「なに言ってんだこいつは…」と思われるかもしれませんが、それは今後、動画などを交えながら丁寧にお伝えさせていただきますので、不思議に思いながらも楽しみにしていていただければと思います。
では今日はこの辺で。
ありがとうございました。
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