【梅原トレーナーのからだづくり哲学】 トレーニングレポート速報「切り返し練習の盲点を教えます」
オフェンス スキルアップ ディフェンス トレーニング 動画 梅原 淳 練習法
私は切り返しの力をつけるために、今回の動画のようなステップ・ターンの動きをよく練習します。
この(株)リアルスタイルから発行されている登録制レポートでも、度々そのテーマでトレーニング・スキルを公開してきました。
今回は切り返し力を磨く上で、気づきの少ない部分について焦点を当ててみたいと思います。
おそらく言われてみれば、当たり前で味気なく思われるでしょう。しかし実際に現場で練習を行っていると、選手もコーチも多くの人が意外と気づかないポイントです。
あなたは次のふたつの動画を見て、なにか違った面をお感じになりますか?それとも同じように見えますか?
テーマは「切り返し」です。行ったり来たりを素早くするために、身のこなしを研究しているところです。その両者に明らかな違いがあるのですが、見えてくるものはないでしょうか。
■動画1
■動画2
進んでいるときの足の動きは、上の動画の選手が一枚上手ですね。軽やかさ素早さが伝わってくると思います。
比べると下の選手が少し遅く、重く見えます。
下の選手は腰の位置が高い(重心がやや浮いている)のもあり、おそらく蹴りがまだ今ひとつなのだと思われます。
しかし、振り向いて切り返す一点ではどうでしょうか?
撮影の向きが反対になってしまって申し訳ないですが、前向きからターンしてスライドに移るところをよく見てください。
上の選手は、減速して一旦進行を止めてから、體を振り向かせて切り返していることが確認できます。ストップの動作が中に入っています。
比べて下の選手は動きが止まらず、行ったり来たりを間欠的に行うことができています。
ふたつの中間、上達の途中段階にあるのが次の動画です。開き気味の体勢が直ってくると、グッと伸びていくと思われます。
■動画3
さらにもう一つ、まったく別チームの動画を見てみましょう。男子です。
■動画4
これもはっきりと分かりますね。止まってから振り向くということがなく、連続して動けています。
これは横から前へ変化するところでも一緒です。たった90度の振り向きですが、上手な人と未熟な人がいて、切り返しの技量に大きな差を生んでいるのです。
ではその上達法をズバリ教えます。
方向転換の際、
①脚を伸ばして「つっかい棒」をしてください。
②そしてそれと同時に體の向きを変えます。同時がポイントです。勘の良い人は體の向き直りの方が先になります。
③さらにその體というのは上半身ではなくて、下半身「脚」です。股関節を内側へ捻って、切り返す方向へ膝・つま先を向けた格好でつっかい棒をします。
④最後に、その突っ張る足を着く位置ですが、できるだけ體から遠く伸ばし、斜めに脚を刺してください。
重要なポイントは、「進んでいる途中で脚を突っ張る」ということです。
①から④までを練習するとそれができるようになりますから、ぜひチャレンジしてください。
改めて動画を見比べてみましょう。
止まってから振り向き床を蹴っている上の動画と、進んでいる途中で脚を捻りながら奥へ突っ張ることで、ターンをする前に向き直ることができている下の動画です。三と四番目の動画もそれと同じです。
じつはここを見逃すと、練習すれどもいっこうに切り返しの技量が上がらないので、ステップ・ターンの練習を行っている人はしっかりチェックしてください。
(了)
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