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【片岡編集長のプレイブック】インサイドの有効活用(トルコ代表と日本代表)

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前回に引き続き、もう少しだけトルコ代表チームのオフェンスをベースとして考えていきたいと思います。

今回は、上記テーマを踏まえ、導入編として男子日本代表チームのオフェンスを取り上げます。

下記のコンセプトをベースとする事で、次週で紹介をするトルコ代表チームのオフェンスを見る際に発見や学びが多くなるはずです。

男子代表チームの中心選手である八村塁選手はオールラウンドなプレーを特徴とする選手です。

非常に万能な選手であると同時に、ペイントエリアでの力強さを兼ねそなえている事が、八村選手の魅力を増幅させていると感じます。

男子代表チームでも、八村選手の力強さを活かすプレーを頻繁に活用します。

(動画については、FIBAアカウントで公開されている映像を使用しています)

◇プレー解説

・単純に見えるプレーですが、偶発的なプレーではありません。八村選手のSEALを活用する為、アイラ・ブラウン選手のスクリーンの向き、その後の動き(POP)、周りの2選手の位置が工夫されています。

・また、On ball screenのドリブラーも、トップでのPnRのタイミングで八村選手がSEALする事を知っています。その為、SEALと同時にパスを出し、見事にボールを通しています。

2、まとめ

複雑なプレーの組み合わせですが、非常に奥深い攻防が本プレーには詰まっています。

X5にとっては、4選手のDIVEやPOPにも目を配る必要のあるポジションで、どうしても元々のマークマンへの意識は手薄になってしまいます。

そのタイミングで、非常に力強いピジション取りを武器とする八村選手がポジションを確保せんと向かってきます。

現在は、ビッグマンでもアウトサイドから3Pシュートを決める事が重宝されます。

それは紛れもない事実なのですが、拡がったスペースを有効に活用してこそストレッチ4、ストレッチ5の存在価値が高まります。

仮に、インサイドで8割近くシュートを決める場面を再現性高く作り続けられれば、そのシュートの期待値は2×0.8で1.6となります。

1.6という期待値を出す為には、3Pシュートを53%という高確率で沈める必要性があります。

(期待値の詳細は小谷究さんの記事を参照してください!)

拡げたスペースを活用し、より得点期待値の大きな場面を創出する為にも、このようにインサイドでの一瞬の隙を狙ったSEALプレーは欠かせません。

ゴンザカ大学での八村選手のプレーを見てみると、SEALからの得点も数多く見られます。是非、チームオフェンスの構築の際に参考にしていただければと思います。

 

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