【バスケ】指導者冥利につきる嬉しい瞬間
あなたは、指導するなかで「やっててよかった」と思う嬉しい瞬間はどんな時ですか?
指導する選手からもらった嬉しい言葉や成長を感じたプレーなど、少なからず経験があると思います。
今回は、ミニバスを指導する筆者が体験した、嬉しい瞬間をお話ししたいと思います。
どうかお付き合いください。
いつからか感じた体の異変
自粛期間に入ってバスケ練習ができなくなり、運動不足になっていきました。
そのせいか、足裏に異変を感じ突っ張るような感覚がずっとありました。
3か月以上の活動休止を終え、練習再開を迎えました。
多少の制限はあるものの「バスケができて楽しい」と、選手たちの生き生きした笑顔にこちらも嬉しくなりますね。
なかなか数か月のブランクは子供たちにとっても指導者にとっても大きく、以前のように戻すのに苦労しています。
筆者は、『やって失敗したことは褒める』ことを意識して取り組んでいます。
筆者が感じていた足裏の違和感ですが、これが知らず知らずのうちに出ていたんですね。
自分でも気づかないうちに、おかしな歩き方をしていたようです(笑)。
5年生女子からの手紙
ウチのチームでは、バスケットノートを書かせています。
新しい練習メニューなどの時は、強制的に書かせることもありますが、基本的には選手の自主性に任せています。
とある5年生女子2人が、ほぼ毎回書いて来て見せてくれます。
先日そのうちの1人が、ノートに小さな紙を挟んだまま持ってきました。
「これは何?」と尋ねましたが、モジモジとして何も答えません。
「開けていい?」と聞くとコクリとうなずきます。
そっと開けると、なんと筆者あての手紙でした。
『○○さんへ
前から気づいていたんですが、もしかして足を痛めていませんか?
私は○○さんが大好きで、みんなにとっても大切なコーチなのであまり無理しないでくださいね。』
こんな内容でした。
その場で泣きそうになり、嬉しくてたまりませんでした。
選手から見られているということ
この手紙をもらって嬉しい反面、そんな些細なことに気づいている選手に驚かされました。
そんなところに気づくほど、選手は指導者のことを見ているということです。
言葉遣い、立ち振る舞い、姿勢…色んなところに気をつけて取り組まなければいけない、ということです。
あなたは、選手にどのような姿を見せていますか?
選手にとって憧れであり、身近な目標であり、そうあるべきだと筆者は思うわけです。
選手の成長につれてプレーは追い越されることもありますが、バスケットに対する向き合い方や楽しみ方、与える情報などは、選手にとっては宝庫なんだと思います。
身が引き締まる思い
些細な出来事によって襟を正す機会が与えられた筆者は幸せ者です。
選手が大切に思ってくれること、それによって振り返るきっかけができたこと、あなたにもそんな経験があれば嬉しいと思います。
まとめ
今回は、選手にもらった1通の手紙から、感じた思いなどを書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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