【バスケ】渡邊雄太選手に学ぶ、ベンチからレギュラーへ上がる方法 その①

スキルアップ ディフェンス ライター 練習法 育成法 関野 日久

現在、NBAのトロント・ラプターズで2wayという形で本契約ではありませんが、渡邊雄太選手はプレータイムを少しずつ獲得し、地元ファンやメディアには非常に評価されています。

毎試合、ディフェンスで大きな貢献をし、試合によっては二桁得点するなど活躍の幅を広げていますが、昨年はメンフィス・グリズリーズで同じ2way契約でほぼ出番はもらえず、ラプターズでも最初はそうでした。

今回は、そんな渡邊選手が出場時間を獲得するにあたって最も大切な要因となっていたディフェンスでの貢献について解説します。

ディフェンス力が非常に高い

渡邊選手は長い手足と軽いフットワーク、高いバスケをIQ活かしたディフェンスに定評があります。

ボールを的確に狙うオンボールディフェンス

アウトサイドディフェンス

渡邊選手はPG〜Cのどのポジションにもつくことができます。

渡邊選手はボールへのプレッシャーを得意としており、相手に選択肢を与えないことで攻めにくいディフェンスをしています。

例えば、クロスオーバーをするタメを狙って間合いを詰めたり、多少抜かれかけてもギリギリまでボールを煽ったりすることで、相手のミスやカバーディフェンスに導くようにしています。

インサイドディフェンス

体重はそんなに重くなく、コンタクトは特別強くありませんが、それでも渡邊選手はインサイドプレイヤーとマッチアップすることができます。

長い手を活かし、背中を向けている相手にもボールへのプレッシャーを与え、少しでもアンバランスな状況を作り、シュートの確率を落とさせます。

ブロックやスティールも多い渡邊選手に、ひっきりなしにちょっかいをかけられるとなかなか思い通りのプレーはできません。

バスケIQを活かしたチームディフェンス

渡邊選手のもう一つの強い武器であるバスケIQの高さは、ディフェンスにおいてその真価を発揮します。

的確なマッチアップ

先述の通り、渡邊選手は多くのプレイヤーにマッチアップすることができ、なかなかミスマッチになりません。

対して、他のチームメイトはそうではないためミスマッチが生まれることは多々あります。

その場合、渡邊選手がするべきことはミスマッチになっている選手とマッチアップを交代し、少しでも不利な状況を減らすことです。

渡邊選手はこういった気配りとも言える技術も有しており、ボールを持っているポイントガードに自らマッチアップしたり、インサイドで声を出しながらリング近辺のディフェンスの核となることもあります。

絶妙なタイミングのカバーディフェンス

カバーディフェンスは遅くても早くてもオフェンスに対応されてしまいます。

遅ければそのままドライブでリングへ、早ければパスを展開されローテーションさせられる、となってしまいます。

だからこそオフェンスに判断の時間を与えないような最高のタイミングでカバーに飛び出すことが理想ですが、渡邊選手はこの技術も非常に高いです。

一例を挙げると、あの超スーパースター、ステフィン・カリーをブロックしたシーンが最近話題になっていましたが、あれもカリーのトップからのドライブに対してシュートに入ろうとした瞬間に渡邊選手がカバーで、ボールを狙ったことで生まれたプレーです。

カバーディフェンスに信頼があるとボールマンディフェンスもプレッシャーをかけやすく、ドライブからパス展開も防ぎやすくなるので全体的にディフェンスの質が上がります。

おわりに

今回は渡邊選手がどのようにプレータイムを獲得したのか、ディフェンスの面から考察しました。

NBAレベルから初心者レベルまで、共通して言えることは「ディフェンスとは義務」です。

1人1人が自分のマークマンに対して責任と、リングに対して守りの意識をもち続けなければいけません。

逆に言えば、それをもってプレーしている選手は信頼を得ることができるのでコートに立つ機会は増えることでしょう。

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この記事を書いた人:関野 日久関野 日久(セキノ ハルク)
関西1部リーグの大学を卒業後、現在は実業団でプレーしながらプレイヤーとしてのレベルアップを目指しています。このブログでは、高校・大学・社会人、それぞれのカテゴリーでのトップレベルの選手とのプレーの中で自身が経験した、バスケ選手としての高みに行く方法を発信していきます。